1918年3月7日の松下電気器具製作所創業から100周年を迎えたパナソニック株式会社が「パナソニックミュージアム」をオープンし、9日から一般公開されたので見に出かけた。
この「パナソニックミュージアム」は、「松下幸之助歴史館」、「ものづくりイズム館」、「さくら広場」(2006年4月開園)で構成されている。「松下幸之助歴史館」は、第3次本店(1933年竣工)の外観や建設場所を忠実に再現したもので、今回新たに建設し、創業者松下幸之助94年の生涯を「道」にたとえた展示を通じて、その事業観や経営理念が紹介・解説されていた。改めて学ぶことができた。
「ものづくりイズム館」は、旧・松下幸之助歴史館をリニューアルし、当社のこれまでの家電製品から選りすぐったおよそ150点をジャンル別に展示されていた。また、三種の神器と言われた白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機の第1号製品のほか、デザインやエンターテインメント、小型化や長寿命などのテーマに分けて550の家電製品が並べられていた。50年代から活躍したマスコットキャラクター「ナショナル坊や」の人形が並ぶ写真撮影スポットもあった。
創業100周年を記念するモニュメントとして、次の100年に向かうパナソニックの発展を象徴的に表現した現代アート3作品を各所に配置されていた。①宮島達男先生作 「Time Waterfall -Panel #2」(ものづくりイズム館・中庭)、②植松奎二先生作 「浮くかたち-垂 Floating form - vertical 2018」」(ものづくりイズム館・エントランス前)、③西野康造先生作 「気流 風になるとき2018」(さくら広場)のモニュメントである。
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