2017年7月28日金曜日

新城市四谷「千枚田」

千枚田のある新城市四谷地区を訪れた。ここは鞍掛山(標高883メートル)の南西斜面に広がる山間集落で、石積みの棚田は、標高220メートル付近から鞍掛山頂に向かって標高420メートル付近まで広がっており、その標高差は約200メートルにもなっている。また、棚田は、鞍掛山を水源に持ち、四谷の千枚田を囲むように山あいに大代、大林、身平橋、田の口の4集落で構成されている。
傾斜地山林を苦労して開墾し、構築された石積みは、鞍掛山の転石や山崩れで流出してきた石だけを積んだ棚田であり、また石積みの土地に家屋も建築しており、独特の石垣風景を呈している。これらの自然石による石積み棚田、鞍掛山が正面から一望できるなど素晴らしい風景となっていた。
ここは、特に田植え前に田んぼに水をはった時期の夕方か朝方の風景がよいだろう。また稲が黄金色になる秋もよいだろう…と思う。

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