


知恩院には古くから伝わる七不思議(鶯張りの廊下、忘れ傘、白木の棺、抜け雀、大杓、瓜生石、三方正面真向の猫)がある。が、その中で特に不思議だと思うのは、方丈の廊下にある杉戸に描かれた狩野信政筆の猫の絵で、どちらから見ても見る人の方を正面からにらんでいる(中の写真で、クリック・拡大して正面、左右からみると見る方向に目が向いている)。親猫が子猫を愛む姿が見事に表現されており、親が子を思う心、つまりわたしたちをいつでもどこでも見守って下さっている仏様の慈悲をあらわしているとのこと。また、御影堂から集会堂、大方丈、小方丈に至る廊下は、全長550メートルもの長さがあり、歩くと鶯の鳴き声に似た音が出て、静かに歩こうとするほど、音が出るので「忍び返し」ともいわれ、曲者の侵入を知るための警報装置の役割を担っているとされているとのこと。また鶯の鳴き声が「法(ホー)聞けよ(ケキョ)」とも聞こえることから、不思議な仏様の法を聞く思いがするともいわれている。(下の写真の右) また、大方丈入口の廊下の梁に置かれている大きな杓子。大きさは長さ2.5メートル、重さ約30キログラム。このような大杓子はあまりないところから、非常に珍しいもの。伝説によると三好清海入道が、大坂夏の陣のときに大杓子をもって暴れまわったとか、兵士の御飯を「すくい」振る舞ったとか。 「すくう」すべての人々を救いとるといういわれから知恩院に置かれ、阿弥陀様の慈悲の深さをあらわしているとのこと。 今回、「知恩院」が徳川家の菩提寺であること、七不思議があることを知ることが出来た(´∀`)
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