田舎に行く途中の隣町(滋賀甲賀市水口)にある「水口神社」をはじめて参拝した。
この神社は、すでに1100年前の「延喜式」に官社としてその名を連ねた由緒正しき古社。主祭神は大水口宿禰命(おおみなくちすくねのみこと)で、他に大已貴命(おおなむちのみこと)、素盞鳴尊(すさのおのみこと)、稻田姫命(いなだひめのみこと)を相殿で祀っている。
この神社の例祭「水口曳山祭」(4月19日宵宮祭、20日が巡行・神輿渡御)で有名。この祭りは、享保20年(1735)に初めて曳山が出され、この時は9基が巡行して、藩邸(加藤家2万5千石)にくり出し、賑わつたと伝えられている。 その後曳山は一町ごとに建造され、最高時は32基を数えたが、現在は16基存在する。二層露店式人形屋台の構造を持ち、屋上にはダシと呼ばれる作り物を載せるが、毎回趣向をこらして出来を競う。 ここの神社も近くの「柏木神社」と並び、由緒あるよい神社だった。一度みたいと思いながら、まだ見ていない「水口曳山祭」、来年はみたいなぁ~。
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