奈良橿原市城殿町の本薬師寺跡周辺に「ホテイアオイ定植農園」(面積1.4ha)がある。このホテイアオイは、米の生産調整の一環として休耕水田を利用して、この本薬師寺跡周辺で栽培されているもので、8月中旬から10月初旬にかけて見頃を迎える。その涼しげなすみれ色の花は、素朴な農村景観に艶やかな風情を醸し出し、本薬師寺跡や大和三山(特に畝傍山、香久山)の景観に溶け込んで、訪れる市民や観光客、カメラマン等に大変親しまれている。三連休も終わり平日であったがカメラマンや観光客が多く訪れていた。今回2回目。(上の写真)
その後、明日香村へ。18日(土)~20日(月・祝日)に行われた「彼岸祭り」も終わり、人出も少ないとの思いもあり、棚田の彼岸花と稲渕地区で毎年行われている案山子コンテスト(今年のテーマ:ふれあい)の案山子の写真を撮りに出かけた。しかし、それなりの人出だった。この案山子コンテストは、明日香のお米と農村風景を守ってきた「案山子」と稲渕棚田の景観を後世に残し伝えていくために、明日香で育った人と明日香を愛する人々が主体となって取り組み毎年行われている。下の写真が今年の優秀賞、彼岸花はまだつぼみの状態だった。
今年、気温が30度と高く彼岸花はほとんど咲いていなかった。気温が20度台にならないと咲かないらしく、7~10日程(9月末頃)後にならないと、あの真っ赤な彼岸花はみられないようだ。
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