2010年9月2日木曜日

「大阪くらしの今昔館」へ

天六にある住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」に出かけた。京阪の北浜駅から徒歩にて日本一長い天神橋商店街(2.6km)を通って、途中「大阪天満宮」にも参拝しながら到着。(帰りも北浜駅まで徒歩)
これは天神橋6丁目の角のビル8・9Fにあり、2001年4月にオープンしたもので、8Fには近代大阪の代表的な住まいと暮らしを模型や資料で再現されていた。9Fには1830年代の大坂の町を約1100平方メートルの空間に再現し、木戸門から一歩町の中へ入ってみると、大通りの両側には、風呂屋、本屋、建具屋、小間物屋、唐物屋、呉服屋、薬屋が並び、町会所の上にはひときわ高い火の見櫓もあり、路地を抜けると裏長屋の庶民の生活をかいま見ることもできた。江戸時代にタイムスリップした感じでおもしろかった。(下の写真)
以上が常設の概要であるが、計画的に特別企画も行われているようだ。今回は、大正から昭和初めの大阪時代から始まる都心と郊外を結ぶ鉄道(阪急・京阪・阪神・南海・近鉄)の発達と、それぞれの鉄道沿線の行楽地などの紹介を通して、暮らしの移りかわりを振り返っての展示だった。
上の写真は「大阪くらしの今昔館」の入口、下は江戸時代の大通りで、両脇にはいろいろな店屋が並んでいた。平日だったので人通りも少ない。

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