2018年1月7日日曜日

京都花街の始業式

京都の祇園や先斗町などの花街で7日、芸舞妓さんらが今年の精進を誓う「始業式」があった。正月用の稲穂のかんざしに黒紋付き姿の芸舞妓さんらが「おめでとうさんどす」と新年のあいさつを交わし、お世話になっているお茶屋に挨拶まわりが行われた。
朝日新聞朝刊によれば、「祇園甲部では祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)敷地内の八坂ホールで開かれた式に約110人の芸舞妓らが出席。『祇園の伝統を誇りとし、心の修養に努め、技芸の習得に励みましょう』などと誓いの言葉を唱えた。この後、京舞井上流の五世家元で人間国宝の井上八千代さんが恒例の地唄舞『倭文(やまとぶみ)』を披露した」とのこと。
今回、芸舞妓さんの年中行事の最初の始業式が終わって、式会場から出て一斉に各お茶屋への挨拶まわりが行われ、芸舞妓さんが見られるし写真も撮れるので、今回はじめて出かけてみた。
祇園甲部には12時半頃に着いたが祇園甲部歌舞練場の付近や各お茶屋の玄関前の正面には、多くのカメラマンが陣取り、端の方からか後ろからしか撮影できない状態だった。式が終わったのが13時頃、芸舞妓さんは、1名とか2~3名や4~5名のグループでの挨拶まわりが始まった。お茶屋「一力亭」には、さすがに数名連れ添っての舞妓さんなどの挨拶まわりが引っ切り無しに見られた。(下の写真は「一力亭」へ向かう舞妓さん)
花見小路通はいつも観光客で賑わい、車・バイク・自転車も通る通路であるが、この日はカメラマンや観光客でごった返していて、警備員も各所に多く配置されていたが聞く耳持たない状態が続いて混乱していた。
その後、花街の宮川町の始業式が東洋女子学園であり、終わるのが15時とのことで、ここもはじめて行ってみた。14時半頃に行くとやはりカメラマンがいい場所が陣取られていた。15時過ぎから芸舞妓さんの挨拶まわりも始まり、ここでもカメラマンや観光客も多くて撮るには撮ったが変なおっさんやおばはんなどが映り込んだりして思うようないい写真がほとんど撮れなかった。今回、大体のことが分かったので次は違った撮り方を考えようと思う。

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