2013年10月14日月曜日

五個荘近江商人博物館・屋敷見物

近江商人とは、近江を本宅・本店とし、他国へ行商した商人の総称で、個別には「高島商人、八幡商人、日野商人、湖東商人」などと呼ばれ、それぞれ特定の地域から発祥し、活躍した場所や取り扱う商品にも様々な違いがあるのも特徴である。今回、湖東商人と呼ばれる五個荘の商人邸を見物した。 まず、近江商人博物館→藤井彦四郎邸→金堂まちなみ保存交流館→堂中通りから外村繁邸→外村宇兵衛邸→中江準五郎邸→寺前・鯉通りの弘誓寺・浄栄寺→五個荘観光センターを見物した。
近江商人博物館では、近江商人を知る第一歩として、映像やジオラマを用いて地域の歴史、近江商人の商法や家訓、その暮らしや文化、教育などさまざまな角度から、展示紹介されていた。
藤井彦四郎邸では、藤井彦四郎(1876-1956)が近江商人の三代目藤井善助の次男として生まれ、後に分家して藤井糸店を創業。当時、珍しかった人造絹糸や「小町糸」の発売、「スキー毛糸」の製造販売など時代を敏感にとらえて、一代で成功したこと。屋敷地には、藤井彦四郎自身の構想で珍石・名木を配し、琵琶湖を模した池を中心に設けた池泉廻遊式の大庭園をはじめ、主屋、客殿、洋館、土蔵が建ち並んでいて大変立派なもので見ごたえがあった。

0 件のコメント: