滋賀県甲賀市信楽の畑に有名な樹齢約400年の「畑の枝垂れさくら(都しだれ)」があり、田舎に行く途中に立ち寄ってみた。一昨年に訪れて2回目。甲賀市信楽の国道307号線から山間の道を約20分走り小さな畑の集落に着くと、道路からもすぐに見上げられる位置に、この「枝垂れさくら」1本がある。この枝垂れ桜は根元からすぐに二本に分かれているため、枝に広がりがあり、見事な枝垂れさくら。ほぼ満開で見ごろを迎えて、なかなか見事なものだった。この写真が4月8日の朝日新聞夕刊に掲載された。
この桜は都(京都)原産といわれ、文献によれば平安後期平家滅亡の折身寄りの人たちが都落ちの際、都をしのぶために桜を持ち帰り植えたといわれ、「都しだれ」とも言われているそうだ。 甲賀市指定天然記念物でもある。
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