2014年5月25日日曜日

ナルク設立20周年記念大会へ


NPO法人ナルク設立20周年記念大会が25~27日の3日間、仙台市であり参加。全国130拠点から約1200名、当枚方拠点から53名が参加した。大会の主なプログラムは25日、仙台・福島地区で被災地支援活動(浪江町仮設住宅の訪問で交流など)・植樹(宮城県2カ所、福島県4カ所で実施)・農作業の手伝い(キュウリ苗の植え付け・支柱たて、リンゴの花の摘果など)、慰霊碑(閖上湊神社、荒浜小学校、荒浜慰霊塔)とウオーク(市内約6.5kmウオーク)。26日は仙台市電力ホールで定時総会、基調講演、活動事例発表、パネルディスカッション、交流会(仮設住民とナルクとの交流)として民謡・コーラス・踊り・朗読など。夜は18時から仙台駅横のホテルメトロポリタンにて20周年記念パーティー。27日は被災地視察(大川小学校、女川町、石巻市)。
枚方拠点の53名は飛行機、新幹線で福島や宮城県仙台に入り、飛行機組みの自分は第2陣(13名)として伊丹発9時45分で仙台へ。仙台空港で昼食し、慰霊碑ウオークに参加した。主なコースは、12時半に空港をバスで出発→閖上地区→閖上湊神社→荒浜小学校→荒浜慰霊塔(下の写真)をまわり卸町会館⇒⇒総会会場の電力ホールまで約6.5kmウオーク。初めてみる被災地名取市閖上地区、閖上湊神社があった約6mの高台に本殿・鳥居があったが、約9mの津波で流され、今は小さな神殿と鳥居が建てられていた。その高台に立ってその周辺(360度)を見渡すと、多くの住宅(約1800所帯)が立ち並んでいたようだが、すべて流されそのガレキもすべて片付き、ところどころにコンクリートの土台が多く残っているが、広々とした平野が続いていた。また、コンクリートの建物がポツン、ポツンと残っていた。この地区で高台に逃げるにしてもそれらしきもの(山など)があまり見えない? 閖上小学校・中学校、公民館などに避難したようだが、多くの犠牲者が出たとのこと。仙台市若林区荒浜も同じように海岸に民家が集中し、避難先の高台は荒浜小学校(2階までの津波)だけで、ここに避難した人たちは多く助かったとか。

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