2010年7月24日土曜日

ボストン美術館展へ

猛暑の中、京都市美術館で開かれている「西洋絵画の巨匠たち『ボストン美術館展』」に出かけた。土曜日であったが、この猛暑のせいか?人は少なくすぐ入場でき、ゆっくりと観賞することが出来た。
今回、米国ボストン市のボストン美術館のヨーロッパ絵画コレクションから、16~20世紀の巨匠47人の名品80点がテーマ毎に展示してあった。 テーマは、Ⅰ.多彩な肖像画、Ⅱ.宗教画の運命、Ⅲ.オランダの室内、Ⅳ.描かれた日常生活、Ⅴ.風景画の系譜、Ⅵ.モネの冒険、Ⅶ.印象派の風景画、Ⅷ.静物と近代絵画の8つ。
西洋絵画の代表的なジャンルのひとつであるベラスケス、ファン・ダイク、レンブラントの肖像画やヴェロネーゼ、エル・グレコ、ブーグローの宗教画。また、ミレー、ドガ、モネの日常生活の風景や印象派のシスレー、ゴッホ、ピサロの風景画など、名画を十分観賞することが出来た。
ボストン美術館は5月26日にツアー(トラピックスの「アメリカ東海岸8日間、人気の4大都市めぐり」)で訪れたが、この時は1時間半程いろんな分野の名画を観賞することが出来たが、今回のこの絵画は丁度日本への展示のためか?見られなかった。このボストン美術館には、45万点以上の所蔵品と一千人以上のスタッフを抱える世界屈指の美の殿堂で、1870年に市民の提案をきっかけに募金活動に支えられ創立された。また、仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣など日本美術の優品を多数所蔵し、日本との関係が深いことでも知られる。20世紀の初めには、岡倉天心が在職していたとのこと、敷地内には彼の名を冠した小さな日本庭園「天心園」も設けられている。この仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣や日本庭園「天心園」は、ツアーの時に短時間であったが観賞した。
写真の左上は今回展示のゴッホの「オーヴェールの家々」、ミレーの「ジャガイモを植える小作人と妻」、下は京都市美術館

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