2011年10月30日日曜日

「都山流尺八楽」定期演奏会へ

尺八・筝合奏の様子と宗家(中央)のあいさつ
新都山流大阪府支部主催の第33回「都山流尺八楽」定期演奏会が京阪天満橋駅近くのエル・おおさか(大阪府立労働センター)の「エル・シアター」であった。この演奏会に出演する「なにわ第九を歌う会」のメンバーの人から聴きに来てほしいとのことでチケットを送ってもらい、何十年ぶりに聴きに出かけた。
演奏は序曲として本曲「八千代」、「牡丹」、本曲「平和の山河」、長唄「越後獅子」、「遠砧」・・・・・など全部で19曲が演奏された。知っている曲もあり、久し振りの尺八演奏を楽しく聴くことが出来てよかった。途中で新都山流初代宗家中尾都山(三代目 美都子氏)のあいさつもあった。
学生で18歳頃に「軟式テニス部」でテニスに明け暮れていたが、他に何かやりたいとの思いで「尺八部」に入部し、尺八の先生に教えてもらいながら猛練習し、部員と一緒に秋の文化祭などで尺八と筝との演奏会もやり楽しかった思い出がある。会社に入ってからは、尺八の先生を探そうと流祖中尾都山の出身地である枚方市駅近く(岡東町)の中尾家(その時の宗家は京都に移住、行った家は親戚?)に行って、出来るだけ寮に近い(京阪古川橋)先生を紹介してもらい習い始めた。約3年通って免許も「初伝」→「中伝」→「奥伝」の手前となり、名前も先生の「蒋山」の一字を入れて「蒋栄」としたが、その頃から仕事も忙しく、また夜学に通いだしたため全く練習が出来なくなりずるずるとサボり、結果的にはやめてしまった。その後、またやろう、またやろうと思いながら今日に至っている。
今思えば、あの時しんどかったが続けてやっておけば、今頃は免許も「師範」以上になって、名前も「栄山」と付けられ変わっていただろうにと少し悔やまれる。その当時に買った尺八(確か1万円程)はガラス戸棚に置いたまま眠っている。

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