流祖中尾都山邸跡(伊加賀からここに新築したらしい) |
枚方市駅から徒歩約5分の岡東町(野村証券前の道を西に約50m入った市営岡東自動車駐車場前)に当時の各地の幹部会より寄贈された鳥居、灯籠、狛犬、玉垣等のある流祖都山邸跡(約60坪)があった。
ホームページによると流祖中尾都山は、1876年(明治9年)10月5日、大阪府茨田群伊加賀村(現枚方市伊加賀)で、父中尾治郎平、母み津の次男として誕生、本名は中尾琳三。1894年(明治27年)17歳で虚無僧行脚、1896年(明治29年)20歳で大阪・天満此花町にて都山流尺八指南の看板を掲げて創始、それまで口伝のみで伝えられていた地歌、箏曲、その他を楽譜におこし1903年(明治36年)26歳には独立した尺八の本曲を作曲発表した。1915年(大正4年)~1916年(大正5年)38~39歳でロシア・朝鮮満州への演奏旅行、1922年(大正11年)45歳で本部を東京に移転、1945年(昭和20年)68歳で東京より枚方に転居、1949年(昭和24年)72歳で枚方から京都北区紫野へ転居、1956年(昭和31年)享年80歳で逝去。
寄贈された鳥居、灯籠、狛犬、玉垣等のある流祖都山邸跡前は車や人の往来が多いが、静かにたたずんでいると、その当時の華やかな栄光の面影が浮かんでくるようだった。この邸内には鍵がかかっていているので入ることが出来ない。ここの管理・所有者は都山流四代目か、新都山流三代目かのどちらであろうか?
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