2020年3月5日木曜日

乃木神社に参拝

伏見桃山御陵の近くにある乃木神社に参拝してきた。
この乃木神社は、文武にわたる功績この上なき乃木希典命とその賢婦人であられた乃木静子命を鎮め祀る神社である。
ここ京都伏見桃山に乃木神社が建てられたのは、明治天皇の崩御に際して乃木大将が遂げた「殉死」の一事にある。明治の御維新以来、国運の進行を図らせたまわれた明治天皇は、明治45年7月30日、遂に崩御あそばされた。御陵は「朕が百年の後は必ず陵を伏見に営むべし」との御遺志により、伏見桃山の地と定められた。明治から大正へと元号が改められた9月13日、国民の深い悲しみの中、東京青山葬場殿にて御大喪の儀が行われた。天皇の霊柩が御轜車に移され、皇居から斎場に向けいよいよ車列の出発を告げる号砲が鳴り響いたまさにその刻に、軍事参議官兼学習院長陸軍大将従二位勲一等伯爵乃木希典は、妻靜子とともに赤坂の屋敷にて皇居に正対端座し自刃された。
この神社は、神戸・大阪・京都など近畿圏をはじめ、全国各地の乃木大将を尊崇する人々の尽力により、大正5年(1916)9月に創建された。境内内には長府乃木邸(復元)、宝物館、記念館などが公開されている。

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