島原を散策後、北へ徒歩約10分にある「壬生寺本堂・狂言堂」を訪ねた。この本堂には本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)、列仙図屏風(長谷川等伯筆・重要文化財)などあり、説明を受けて見物した。仏像については、あまり関心がないので、よいのかどうかよく分からなかったなぁ…。また、大念仏堂(狂言堂)では能舞台にない「飛び込み」「獣台」など特異な構造や壬生狂言の衣装や小道具、面も公開されていた。この舞台で演じられることなど分かったし、まだ一度も見たことのない「能狂言」(重要無形民俗文化財)なので見てみたい~。春の公開は4月29日~5月5日午後1時から行われるのでこようか~!
この壬生寺は991年、園城寺(三井寺)の快賢僧都によって創建された古いお寺。昭和37年(1962)、本堂を全焼し本尊地蔵菩薩像を含む多数の寺宝を失った。が、新しい本尊延命地蔵菩薩立像(重要文化財)が、唐招提寺から移されて、昭和45年(1970)に本堂の落慶法要が行われ今日に至っている。そのため本堂はまだまだ綺麗だった。この壬生寺は、「壬生狂言」と新選組ゆかりの寺として有名で、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔があった。
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