現代アートに挑戦する青山繁晴展(1月12日~21日)がギャラリー「大雅堂」にて開催され初日に観にいった。このギャラリー「大雅堂」は、京都の祇園会館の前(八坂神社の北)にあり若手作家の日本画・洋画・現代美術の作品を中心に展示され、画廊として30年を越えるという。
今回、この「現代アートに挑戦する 青山繁晴展」は、作家、大学教授や講師として幅広く活躍し、現在は参議院議員を務める青山繁晴さん。音楽や絵画といった芸術への理解も深く、「自分自身がアートを発信する」こととなり、初めての展示をされた。多様な仕事の間隙を縫って言葉の力を用い現代アートに挑戦したもの。
展示は、1Fは「脱」という字の掛け軸や2Fでは帯、掛け時計、零戦戦闘機の模型、Tシャツ・ブレザー、花瓶、色紙などに文字が入ったもの約70数点が展示され、販売も行われていた。現代アートとは、イメージ的には白いキャンパスに創意のもと描くものかと思っていたが、このようなものも現代アートかと…改めて考えさせられた。青山さんが初めて現代アートに挑戦して展示されたことはすごいことだなぁ~~と思う。当日は多くの青山ファンも駆けつけ大変賑わっていた。最新作「ぼくらの哲学」にサインをしてもらい、記念写真を撮った。
<作家コメントは次の通り>
『まったくの異分野からの挑戦です。挑戦こそ現代アートです。非力なりに戦います。ぼくは危機管理、外交・安全保障、資源エネルギーの専門家として参院議員を務めつつ東大、近畿大で教えていますが、芸術分野では文章のにんげん、物書きです。日々、パソコンで打ち、活字になる文字を書きながら想うのです。これがもし生きて物に張り付く文字であったなら…と。その妄想を実行してみます。言霊の邦でのこのちいさなチャレンジを、よろしければ共有してくださるよう祈ります。 青山繁晴 拝』
<1/18 追記>
会場に来られるのが最後の日ということで、書籍2冊にサインをもらうため出かけた。午後2時の予定が約40分遅れてこられ、1Fでこの現代アートの出展に至った経緯や「脱」という文字の説明など、2Fでは展示品の詳細説明が、約1時間強にわたってされた。青山ファンをはじめ多くの人で満室、凄いなぁ~と改めて思う。午後4時半からのサイン会になり、事前に整理券が渡され37番をもらっていたが、まだ1時間ぐらいかかるので、残念だけど棄権して帰った。
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