2016年3月21日月曜日

大阪城の櫓特別公開

歴史ある大阪城の魅力を今に伝えるものとして、重要文化財に指定されている櫓3棟が普段は外からしか見ることのできないが、今回櫓建造物の内部を拝観できる貴重な機会とのことで見に出かけた。「大坂の陣」以後、徳川幕府による再築工事により築き直され、火災や戦火をくぐり抜けて今もなお残る古建造物の中から、今回は渡櫓と続櫓からなる「多聞櫓」(1848年再建)、大阪城の大手口を守る重要な隅櫓の一つ「千貫櫓」(1620年)、面積約172平方mで高さ約5.4mもある石造りの火薬庫「焔硝蔵(えんしょうぐら)」の内部が公開されていた。大阪城天守閣を中心に広がる大阪城公園には大手門、千貫櫓、火硝蔵など13棟の重要文化財があるが、今回、この中の3つの櫓(蔵)の内部をはじめて見物するができて大変参考になった。
上の写真は大手門の入口からみた、左側が「千貫櫓」と内部の一部、右側が「多聞櫓」と内部、下の写真は西の丸庭園にある「焔硝蔵」と内部の一部である。

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