田舎に行く途中、湖南三山(常楽寺・長寿寺・善水寺)に立ち寄り「常楽寺」を拝観した。長寿寺と善水寺は、まだ紅葉が始まったばっかりで、4年前に拝観しているので、今回は門前で参拝。
「常楽寺」は、石部駅の南東約3.2kmにある天台宗の寺院。平安時代初期には長寿寺とともに歴代天皇の尊崇が厚かったという。山門に続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着いたたたずまいを見せている。現在の本堂は、南北朝時代に再建されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されている。また、本堂横の石段を登ると、すぐれた形姿の国宝三重塔があり、背後の樹林とで美しい調和を見せている。
建造物・彫刻・絵画・工芸品と多彩な古文化財が多くあり、これらに興味のある場合はみる価値が十分ある寺院だった。
写真上は、「常楽寺」の山門を入って撮ったもので、紅葉も見頃を迎えていて綺麗だった。
写真中は、「長寿寺」で入口辺りは紅葉が始まっていたが、山門を入っての参道の紅葉トンネルがまだだった。あと一週間から10日後が見頃と思われた。
写真下は「善水寺」、入口から撮ったもので、ここも紅葉が始まったばっかりで、これからという感じだった。
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