2015年4月9日木曜日

温泉街散策、朝来で昼食

早朝6時半から約30分城崎駅周辺を散策して外湯の「一の湯」へ。ここは江戸中期温泉医学の創始者が、その著「薬選」の中で当時新湯といったこの湯を、天下一と推賞したことから名づけられたとのこと。桃山様式の歌舞伎座を思わせる建物で町の中央に位し、名実共に城崎温泉の象徴となっている。
朝食後、予定の時刻まで大谿川に沿いに軒を連ねる木造の宿、古い湯治場の風情をみながら城崎温泉街を散策。桜も満開で柳の並木風景もよかった。宿泊した旅館の少し斜め前は、今年1月3日に発生した店舗兼住宅など計12軒が全半焼し、2人が亡くなった火災現場が一面にシートで覆われていた。現在、復興計画が進んでいるらしい。
その後、車で約10分行ったところにあるハチゴロウの戸島湿地が4月2日オープンし、コウノトリをみに行った。この湿地内の人工巣塔ではコウノトリのペアが営巣し、4個の卵を抱卵中で、まもなくふ化するとのこと。ここは数羽しかいないが、多くは「コウノトリの郷」に行けば100羽近いコウノトリを見ることが出来るらしい。今回は時間的に行けなかった。
昼食は朝来市和田山の山奥の高台にある「右衛門五郎」という店、ここからは天空の城「竹田城跡」が遠くにみられる絶景の地だった。(下の写真) 今回、いろいろとアクシデントもあったが、初めて次女夫婦と一泊の家族旅行を楽しく過ごせてよかった。(´▽`)

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