2017年1月29日日曜日

あべのハルカス美術館

あべのハルカス美術館にて「拝啓ルノワール先生」ー梅原龍三郎が出会った西洋美術ーを鑑賞。
日本の近代洋画界を牽引し一時代を築いた梅原龍三郎 画家(1888年~1986年、98歳没)がフランス近代絵画の巨匠ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年~1919年)との師弟関係を軸に、その画業を追い、ルノワールのほかルオーやピカソなど、梅原が出会い収集した西洋美術コレクションもまとめて約83点が紹介されていた。
今回、初めて梅原龍三郎画家のルノワールの出会いで教えを受けたことで大きな影響を受け、日本の近代洋画の一時代を築いたことなどもよくわかった(^-^)/  梅原画家やルノワール、ルオー、ピカソなどの絵画も多く展示され鑑賞できてよかったヽ(;▽;)ノ 
上の写真の右上はルノワールの絵画、左下が模写した梅原画家の絵画、下の写真が展示してあったほんの数枚の絵画。
梅原龍三郎 画家は、京都市下京区の染物問屋の次男(末っ子)で、裕福な家庭で育った。20歳(1908年)から1913年の5年間、フランスを中心とに滞欧生活を送った。フランスに到着の翌朝、さっそくリュクサンブール美術館を訪れて初めて実物のルノワールの絵を見た。当時の若い心の躍動がそのまま伝わってくるような彼の印象深い回想記『ルノワルの追憶』のなかで彼は「此の画こそ私が求めて居た、夢見て居た、そして自分で成したい画である。かゝる画を見る事が出来てこそかく遠く海を越えてこゝに来た価値があつた」と心に叫んだ、と記している。翌年の2月、紹介状1つなく臆する心と闘いながら勇を鼓して南仏カーニュに当時68歳の老大家を訪ねた。取り次ぎの人に「日本からきた」と強調したのが効いたのかどうか、幸いにして本人と面会することができた。そして日本のこの若者を気に入り、以来親密な師弟関係が結ばれることになる。(以下省略) 

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