長岡京市にある「勝龍寺城跡公園」を訪た。
この勝龍寺城は、戦国期まで三好三人衆の所領だったが織田軍の侵攻後、細川藤孝の居城となり、二重の堀や枡形虎口などを持つ堅固な城郭に改められた。
有名なエピソードとして、細川藤孝の嫡男の細川忠興とガラシャ(明智光秀の娘)が結婚式を挙げた場所、また明智軍対秀吉軍の山崎合戦で敗れた明智光秀一行が退却し、最後にここに籠城し一夜を過ごした場所でもある。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を前に、展示内容を一新し、パネルや映像(約10分)で戦国の世を駆け抜けた細川藤孝(幽斎)・忠興・ガラシャ・明智光秀の4人の生涯に迫る!の展示もされていた。
来年の大河ドラマの影響で多くの人たちが訪れるだろうと思う。
ここは戸時代初期に廃城となる。主郭跡地は平成4年(1992)に勝龍寺城跡に造られた都市公園として「日本の歴史公園100選」にも選ばれている。 毎年11月の第2日曜日、玉の輿入れ行列の再現などによる「長岡京ガラシャ祭」がこの公園を中心に盛大に行われているとのこと。
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