2017年10月24日火曜日

泉涌寺塔頭「来迎院」参拝

京都東山区にある総本山真言宗「泉涌寺」の塔頭「来迎院(らいごういん)」を参拝した。
ここは鎌倉時代に建てられたお寺で、仏教の三宝である仏・法・僧を守る日本最古の「三宝荒神」が安置されている。ここの庭園「含翠(がんすい)茶庭」は回遊式の小さい庭で、手入れが行き届いているというよりは自然な感じの庭園であった。大石内蔵助が建てたといわれる茶室「含翠(がんすい)軒」(中の写真)があり、ここで赤穂浪士とも密会をしていたとか。また、客殿の縁側には小泉元首相がここを訪れたときの写真も展示されていた。参拝者は、自分一人でかなり寂しいと感じる庭園でもあったが、しばしその静寂を味合うことも出来た。
紅葉には1ヶ月早い時期であったが、モミジやカエデの葉っぱの先が少し色付き始めていた。あと1ヶ月後の紅葉風景がいいだろうなぁ~と想像しながら「来迎院」を後にした。

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