2017年10月26日木曜日

泉涌寺塔頭「雲龍院」参拝

総本山泉涌寺の山内の一番奥、別院の「雲龍院」を参拝。ここは 南北朝時代の北朝第四代天皇、後光厳天皇の勅願で作られたお寺で、真言宗泉涌寺派の別格本山とされている。御本尊は本堂龍華殿に安置されている薬師三尊像で、西国薬師霊場四十番札所でもある。
この「雲龍院」の主な見所は、悟りの窓(窓からは紅梅・海棠(かいどう)・シャクナゲなどが)、大輪の間からの庭園や大石内蔵助の額、れんげの間(雪見障子の四角いガラスから4枚の違った絵を眺めることができる)、龍華殿、霊明殿、灯篭(最後の将軍、徳川慶喜が寄進したもの)、勅使門など。特に各間から眺める庭園は素晴らしく、四季折々に楽しめるようだ。紅葉には1ヶ月程早かったので、紅葉した庭園を見られなかったのは少し残念だった(´・ω・`) が、また機会をみつけて訪れたい雲龍院だった。

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