滋賀県甲賀市水口の臨済宗妙心寺派「大池寺」(だいちじ)へ。田舎へ行く途中にあり3~4回訪れているが今回、サツキが咲いているので訪れてみた。残念ながら、一斉に咲いて綺麗な時期が少し遅かったようだが、書院からみるサツキ庭園を眺めながら、しばしのひと時を過ごした。
この大池寺は、今から約1259年前、諸国行脚の高僧、行基菩薩(668~749)がこの地(滋賀県甲賀市水口町名坂)を訪れた際、日照りに悩む農民のため、灌漑用水として、「心」という字の形に4つの池を掘り、その中央に寺を建立し、一彫りごとに三拝したという「一刀三礼の釈迦丈六坐像」を安置したと伝承されている。(詳細は「大池寺」サイトを参照)この寺院で有名な「蓬莱庭園」は、江戸初期寛永年間に小堀遠州の作として伝えられサツキの大刈り込み、鑑賞式枯山水庭園、また、秋も背景の紅葉に彩られ赤、緑、白、三色配合の庭園が楽しめるそうだ。
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