28日からスタートしたNHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインは、江戸時代の大坂の豪商「加島屋」に嫁ぎ、女性実業家の先駆けとなった広岡浅子がモデルである。その浅子が創業者の一人である大同生命の大阪本社ビルは「加島屋」本家があった場所に建っている。そのようなドラマの誕生した場所で、「加島屋と広岡浅子」を当時の貴重な資料と丁寧なパネルで紹介されている。
この展示は大阪肥後橋の角、大同生命大阪本社2階のメモリアルホールでNHK連続テレビ小説「あさが来た」が終わる来年の3月までされている。入場料は無料。この展示で広岡浅子の波瀾に満ちた生涯が大変よく分かり、これから「あさが来た」をみるのが一層楽しみになりそうだ。
このメモリアルホールは、建築家ウィリアム・ヴォーリズが設計した大同生命本社ビルの一部として保存されているところ。 また、ヴォーリズが一柳満喜子と結婚したいきさつ(浅子の一人娘の養子婿(広岡恵三・大同生命2代目の社長)の妹で、片や華族のお嬢様、片や外国人で大反対の中で浅子だけが賛成したこと)なども紹介されている。
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