ある人から、この「MIHO MUSEUM」は素晴らしいよ! と聞いてからもう数年が経ち、2年前に田舎からの帰りに寄ってみたが休館していた。 開館カレンダーをみると約半分は休館である。今回、夏季特別展「二つの綴織」が開催(7月19日~8月17日)されており、立ち寄ってみた。 信楽町の国道307号線から約6km入った山の中で、海外の観光客も多く訪れて賑わっていた。
この美術館のサイトによると、神慈秀明会の会主・小山美秀子(こやまみほこ)のコレクションを展示するため、1997年(平成9年)11月に開館したもで、信楽町郊外の自然豊かな山中に桃源郷」をイメージして造られている。 レセプション棟から桜並木を通って大きなトンネルをくぐり、その先の吊り橋の向こうに展示館がある。 利用者の移動の便のためと環境にあわせ、電気自動車がレセプション棟と展示館の間(約5分)を往復している。 建物設計は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」、ワシントンのナショナル・ギャラリー東館で有名な建築家、イオ・ミン・ペイである。建築容積の8割が地下に埋没しているというこの建物は、周囲の自然景観保全に配慮したもので立派なものだ。この宗教本部は、滋賀県甲賀市信楽町の山中(MIHO MUSEUMと同じ境内)にあり、約30万坪以上の境内を有しているとのこと。MIHO MUSEUMから遠くの方に見えていた。一般の人は入れないようだ。 さすがにここの建物は素晴らしいが、ここでの展示品は茶道具から始まり、仏教美術、陶磁器などであり、私の興味ある絵画はないようだ。 レセプション棟からのしだれ桜並木、紅葉も素晴らしいところで、また訪れてみたい。
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