2013年8月14日水曜日
滋賀県日野の「火ふり祭り」見物
毎年8月14日・15日に盆の夜空を彩る夏の風物詩「火ふり祭り」が行われ見物。これは日野祭のお旅所である上野田の通称「ひばり野」(松の木などが数本あるこじんまりとした公園、ここに武将「蒲生氏郷像」がある)で古くから行われている祭。上野田(こうずけだ)の氏神、五社(ごしゃ)神社で、町内の人たち百数十人が松明(竹材とわらで作った2.5~3mのもの)に火をつけ、 その年の日野祭のお稚児さん3人を中心に松明の行列が「ひば り野」(約1.8km)へ向かう。「ひばり野」へ到着後(松明の長さがちょうど投げられる程の長さになる)、太鼓の合図とともに百数十本の松明が松の木に投げ上げられる。枝にかかると大きな歓声があがる。松の木に松明が多くたまれば、その年は豊作といわれる、勇壮なお祭。8月14日・15日のお盆の時期に行われるこの祭りは日野町各地で行われている盆行事の精霊火が転化したものと考えられている。 ここ数十年はみに行ったことがなかったが、本当に久しぶりに見物。幼少~小学のころはよく母親の里のお盆に連れられて、「ひばり野」の前にある親戚の2階の特等席でみたことが懐かしく思い出される。今年の松明は枝に数える程度(数本程度?)しか、かからなかったが、今年は不作? 数十年ぶりに懐かしく楽しんだ。o(^o^)o 写真の上、五社神社を出る松明の行列、途中燃えすぎる松明の火を竹でたたいて消す小学生達。
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