2015年9月4日金曜日

多賀大社参拝

2日から4日まで田舎へ。夏野菜のキュウリやトマトの後始末、その後に毎年のことであるが9月2~6日が大根と水菜の種まきに最適な日のため行った。
畑作業も終わり、4日に久しぶりの多賀大社参拝と境内の奥書院・庭園を拝観した。
古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社。 日本最古の書物「古事記」によると、ここの祭神の伊邪那岐大神 (いざなぎのおおかみ)伊邪那美大神(いざなみのおおかみ) の両神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、我国の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられた。
このように、命の親神様であることから、古くから延命長寿、縁結び、厄除けの霊神として信仰を集め、鎌倉から江戸時代にかけては、武家や民衆の信仰が一気に広まった。例えば、甲斐の武田信玄は25歳の厄年に際し、黄金2枚を寄進して厄除けを祈願、また太閤秀吉は母大政所の病気に際して「命の議、三カ年、ならずんば二年、げにげにならずんば三十日にても」と祈願文を寄せ、米一万石を寄進、幸いに大政所は治癒され(五年後に亡くなられた)、その一万石で正面の太閤橋や奥書院庭園が築造されたと伝えられている。庭園は国名勝指定になっている。秋の奥書院の紅葉などは見事なものらしいので、秋には再度訪れてみたいものだ。
お伊勢参らばお多賀へ参れ、 お伊勢お多賀の子でござる」「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」との俗謡もある。年間約170万人の参拝者があるとのこと。

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