2021年5月2日日曜日

京都一条戻橋の河津桜

京都の早や咲き桜として一条戻橋の側にある河津桜が有名で、今回初めて訪れた。
運動を兼ねてのため京阪神宮丸太町駅で下車⇒京都御苑内で梅園・桃園を観て⇒一条戻橋へ、帰りは堀川の河川道を戻橋から二条城まで⇒御池通り⇒京阪三条まで、歩数にして約13600歩。結構の距離の運動をした。
ここの河津桜は、古木が1本と最近植えたと思われる細い河津桜が2本だけで少しガッカリ。丁度満開で多くの市民が訪れて写真を撮っていた。この一条戻橋は、一条通の堀川に架けられた橋。794年(延暦13年)の平安遷都とともに架けられたと伝えられる。現在の橋は1995年(平成7年)に架け直されたもの。この橋から100メートルほど北にある晴明神社には、平成7年まで使用されていた欄干の柱を使用した一条戻橋が縮小版で復元されている。嫁入り前の娘やその家族などは、嫁に出た娘が実家に戻ってくることがないよう、戻橋には近づかないという慣習があるという。戻橋の名の由来(伝説)~文章博士で参議だった三善清行の八男に浄蔵貴所という修験道を極めた者がいた。918年(延喜18年)、紀州熊野で修行していた浄蔵のもとへ父が危篤だという知らせが届く。急ぎ都へ向かった浄蔵は、この橋のにさしかかったところで葬列に出会う。父の臨終に間に合わなかった事をさとった浄蔵は、父に一目会いたいという一心で祈ると法力がとどき、父は一時的に冥府からこの世へ戻ることを許されたという。これ以来「土御門橋」と呼ばれていた橋は、「戻橋」と呼ばれるようになったのだという。

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