OB会(松愛会枚方北支部)の2013年「社会見学会」が行われ、昨年に引き続き参加。今回はUCC滋賀工場、パナホーム本社(滋賀)工場の見学と湖東三山の一つ百済寺の散策。樟葉駅前に94名が集合し、バス2台で出発した。
UCC滋賀工場は、琵琶湖の東岸にあり930ml入りなどのペットボトルコーヒーと300・400ml入りのリキャップ缶コーヒーの製造ラインがありペットボトル・缶コーヒーなどの飲料製品を製造している。滋賀工場は延べ3万4千平方メートル、従業員80名の工場で昨年5月に完成し、UCC滋賀工場ファクトリーツアーは今年4月から開始されて多くの見学者が訪れ大変好評らしい。ここの特徴は①コーヒー濃縮エキスを使用せず、すべてレギュラーコーヒー100%挽きたてドリップ抽出し、フレッシュな香りと風味を逃がさないようにしコーヒー本来の味わいを出している。②水は良質な硬水でコーヒー抽出に適した鈴鹿山系の天然水を使用している。③瞬間殺菌・冷却のシステムを導入し、熱による劣化を最小限に抑えている。2階のシアタールームで滋賀工場やジャマイカと米国ハワイ州にある直営農園などの概要を7分程度の映像をみてから工場案内が始まった。2班に別れて、まず秘密基地を思わせる扉(セキュリティーゲート)をくぐると2階からガラス越にみる見学通路があり、まずコーヒーの抽出・調合工程、リキャップ缶充填自動ラインなどの概要をモニターでみながら見学した。また、品質管理室とモニターを通して検査員による官能検査、外観検査など検査方法の説明や検査員との直接応答もできるようになっていた。一通り見学した後は、100%レギュラーコーヒー(UCCコーヒー)と濃縮エキスによるコーヒーとの「飲み比べ体験」があり、匂いを嗅いで2種類のコーヒーを味わい、100%レギュラーコーヒーはどれかと言う味覚テスト。参加者の内70%前後の人が正解だった。シアタールームに戻り、巨大なコーヒー缶の形をしたフォトシステム(プリクラ)で滋賀工場のシンボルマークのジャンボコーヒーカップなどを背景にしての記念写真や100%レギュラーコーヒーのアイス、またはホットを各人が注文して見学後のひと時を過ごした。
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