2013年12月2日月曜日

警部シリーズのエキストラ

8時~18時過ぎまで三井寺内にある「総本山圓満院門跡」にて警部シリーズの撮影が行われエキストラとして参加(約60名)。今回、初めて羽織・袴を着たお金持ちの旦那役(今まで一般の見物客、通行人など)として3人が選ばれた。2人は背も高く恰幅よく羽織・袴を着ると本当に金持ちの旦那にみえるが、自分はどうも金持ちの旦那には縁が遠いのに何故と疑問に思って人選した人(若い職員女性)に聞くと、和服が似合っているからとのこと、それを聞いて少し納得・・・。 今回は出番もそれなりに多く男・女優の横に立つこともあって、よい役でよかった。バッチリとTVに映るだろう!(^○^) (撮影の詳しい掲載は、ルール違反になるため省略、放送後に記載の予定)
この総本山圓満院門跡は、今から約1,000年前の平安時代、村上天皇の皇子悟円法親王によって開創された天台宗の寺院で長く天台寺門宗総本山園城寺(三井寺)の中枢に位置していた。園城寺は西暦869年には延暦寺別院となっている。圓満院は歴代皇族の入室する門跡となり、その師跡は三井寺内平等院(圓満院)と相承され、圓満院門跡は歴代平等院と号し、のちには宇治に平等院ができるに至ってその名を譲り以後圓満院とのみ称するようになった。圓満院は全国17ヶ寺しかない門跡寺院で、門跡寺院とは皇族その他の出身者によって相承される特定の寺院を指す称号で、元来経済的にも豊かで格式の備わった寺観を造営し、また仏像や仏殿の創造にも資力を投入して、宗教美術史的な点から見ても門跡寺院の文化価値はきわめて高いものと言われている。 重要文化財である宸殿は京都御所より正保4年(1647年)移築された書院造りの建築物で桧皮葺の唐破風玄関を除き柿葺で、桃山文化をよく伝えている内裏建築、いわゆる御所建築の遺構としてきわめて重要なものである。写真が重要文化財である宸殿で、ここで撮影が行われた。庭園の紅葉は少し時期が過ぎていたが、よい庭園だった。

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