滋賀県日野町の音羽にある雲迎寺(うんこうじ)、別名「さつき寺」を訪れた。さつきが有名で「さつき寺」という名でよく知られている。
さつきの時期には境内いっぱいに、さつきの古木が生い茂り、5月下旬から6月中旬にかけての開花時期に、紅一色の燃えるような見事な眺めが展開される。寺門から直線で続く参道沿いと本堂前の庭園を合わせると約1000株のさつきがあり、中でも庭園南側の樹齢380年の大さつきは高さが2mを超え、まるで「花の津波」を見るような景観に見ごたえがある。 今回は少し時期が早く、満期ではなかったが、それなりに楽しめた。
この雲迎寺は、昔、宝殿ガ岳の山頂にあった神社の別当寺として、この地に建てられたのが始まり。さつきの築山の中に立つ宝篋印塔(ほうきょういんとう)や、東側に立つ堂に安置されている地蔵尊など、文化財も見応えがある。
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