映画「るろうに剣心」京都大火編(8月1日公開)に引き続き、13日から伝説の最期編が公開された。滋賀ロケーションガイドによると『緋村剣心と四乃森蒼紫の対決の地となった日野城跡での撮影が、昨年10月に約1週間にわたって朝から日没までおこなわれ多くのシーンが撮影されたとのこと。ここでのロケーションのよさは通路が立体的に十字に交差しているためバリエーションのあるシーンの撮影が可能なこと、築城当時の石垣が作品にリアリティーを与えているので、対決シーンにピッタリだったとのこと。 この撮影に日野町の多くの人たちがひと目キャストをみようと集まり非常に盛り上がり差し入れも多かったとのこと。』 この対決シーンを含めて観ると前回に続いてアクションシーンも本格的であり、殺陣がすごい! えっ~、どのように撮影されたのか?非常に興味がわくシーンも多かった。
この城址は、蒲生氏の居城跡で中野城ともいう。蒲生定秀(がもうさだひで)により戦国時代に日野城が築かれた。明智光秀の謀反によって殺された織田信長の妻子が、身を寄せたのが日野城。蒲生氏郷はこの城で生まれ、若くして戦国武将の器量を備えていたので、豊臣秀吉に抜擢されて伊勢12万石の領主となって日野城を去った。江戸時代に廃城となり、付近の農民が開墾して城内はすっかり姿を変えた。城の遺構は日野川ダムの建設により、現在ではほとんど見ることができないが、ダム北畔に本丸跡石垣が少し残っている程度で、ひっそりとしている。
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