十数年振りに祇園祭のクライマックスとなる山鉾巡行見物に出かけた。京阪の祇園四条駅で下車、四条河原町に行こうとしてもすごい人、人で、仕方なく木屋町通りを北上し御池通りで見物。写真が御池通りを行く山鉾、右上の写真は京都ホテルオークラ前での氷で作った菊水鉾。
この祇園祭は日本の三大祭の一つに挙げられ、毎年7月1日から31日までの1カ月間、京都市内の中心部や八坂神社(東山区)で行われる。クライマックスとなる山鉾巡行と神幸祭(いずれも17日)をはじめ、多彩な祭事が繰り広げられる。祇園祭の由来と歴史は、平安時代前期の869年、京で疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑(中京区)に、当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神(スサノオノミコトら)を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされる。応仁の乱(1467-77年)で祭りは途絶えたが、1500(明応9)年に町衆の手で再興された。以後、中国やペルシャ、ベルギーなどからもたらされたタペストリーなどを各山鉾に飾るようになった。これらの懸装品の豪華さゆえに、山鉾は「動く美術館」とも呼ばれる。江戸時代にも火災に見舞われたが、町衆の力によって祭りの伝統は現代まで守られている。現在、巡行に参加している鉾は9基、山は23基。(関連のサイトから抜粋)
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