「彦機会」同好会の「ウオーキング&小旅行」の第7回「湖南三山巡りと甲賀忍者屋敷」に参加した。(湖南三山とは「善水寺」「常楽寺」「長寿寺」をいう)
概略の行程は、JR草津駅9時半に集合、マイクロバスに乗車→甲賀の忍者屋敷→善水寺→(磨崖不動明王は時間がなく参拝中止)→「レストラン潮」で昼食・懇親会→長寿寺→タイキ農場→北島酒造→草津駅に6時半頃着。
甲賀流忍者屋敷は、甲賀武士53家の筆頭、望月出雲守の住宅として元禄年間(1688~1703)に建築された。外見は一般的な日本建築の住宅そのものであるが、建物内部には忍者の住まいにふさわしく、侵入者から身を守る為のさまざまな工夫が凝らされている。
国宝善水寺は、和銅年間(708-715)に元明天皇勅命により国家鎮護の道場として草創されたのがはじまり。織田信長の兵火の時にも焼失を免れた本堂は国宝に指定されている。天平時代から平安時代にかけての多くの仏像(本尊薬師如来座像、梵天立像・帝釈天立像、四天王立像の広目天・多聞天や増長天・持国天、不動明王座像など)が本堂に安置されていて一見の価値がある。長寿寺は、阿星山の北東麓にあり、湖南三山の常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれる天台宗のお寺。奈良時代後期、聖武(しょうむ)天皇の勅願によって良弁が創建したと伝えられている。善水寺と同じで紅葉のシーズンに訪れるとよさそうだ。北島酒造では、蔵の見学と磨きに磨き抜いた「山田錦」を使い、丹精こめて醸造した全国新酒鑑評会金賞受賞の大吟醸を試飲した。
生憎の雨降りであったが、「甲賀忍者屋敷」の見学、湖南三山の「善水寺」「長寿寺」の参拝など盛り沢山の計画であったが楽しめてよかった。この同好会も発足して7年になるが年々盛況になってきている。
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