京阪御殿山の「渚の湯」で行われている大衆演劇の「藤間劇団」を観に出かけた。12時から唄のショー、60分の時代劇の芝居、60分の演歌や流行の歌謡曲に合わせて座長や団員による踊りのショーがあった。芝居は日毎に変わるらしい。観客は平日の影響か15名と少なかったが、大衆演劇のファンが前列に陣取って声援を送っていた。智太郎座長の歌や芝居、また女形の踊りもよかった。1月末まで「渚の湯」、2月は石川県加賀市「大江戸温泉ながやま」での公演とのこと。
この劇団は1985年に初代座長・藤間新太郎(現太夫元)が旗揚げ、まじめに一生懸命をモットーに劇団全員で力を合わせて、日々の舞台を勤めている。2005年5月に、新太郎太夫元の長男・智太郎が二代目座長を襲名した。将来、藤間歩(あゆみ、小学6年生)が三代目として襲名予定。(公式サイトから抜粋)
「大衆演劇」の概要は、全国各地にある大衆演劇専用公演の劇場・または、健康ランドやホテルなどで劇団員一行が時代劇を主とした公演をしているものをいう。公演場所を指して分かるように、他の公演と比較し、演じる役者と観客との距離が大変近く、芝居の内容を観客が大変分かりやすい構成で仕上げている。その為、役者と観客が一体となり臨場感溢れる空気が生まれるのが特徴である。劇団の総数は全国で130劇団以上存在。現在では20代~30代の座長が看板を努める劇団が多いのが傾向。 何世代も続く歴史の深い劇団から、最近旗揚げ(創立)した劇団まで様々な歴史を持つ劇団があり、劇団一行の人数は数名~30名程の構成となっている。
2月の「渚の湯」は「宝海劇団」の公演予定で、機会があればまた観たいものだ。上の写真は芝居の一場面、下の写真は座長の舞踊。
2 件のコメント:
いつも元気にご活躍の様子拝見しています
コメント有難うございました。これからもいろいろと掲載していきますので、時々ご覧ください。よろしく!
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