2017年12月8日金曜日

御堂筋イチョウの銀杏

歯医者に行った帰りに御堂筋のイチョウの銀杏を300人に配布という新聞報道があり、大阪市役所に立ち寄った。午後2時半頃に行くと多くの人が並び整理券が配布されていた。整理券159番を受け取り3時過ぎから約100粒の銀杏(ビニール袋)と御堂筋イチョウライブラリーマップが配布された。
食べ方は、ネット上で調べるといろいろとあるが、「封筒に入れてレンジでチン!簡単に美味しく食べることが出来ます。封筒の中でパン、パ~ンと弾けて(^o^)熱々を爪楊枝で取って食べます(*^_^*)」といった簡単な方法で食べてみた。それほど美味しいものではないが、ちょっとしたおつまみによいかなぁ~。栄養価もあり食べ過ぎないように注意が必要(10個以内)と書かれていた。
この御堂筋のイチョウ並木誕生の由来は、イチョウライブラリーマップによれば、道路幅44mの御堂筋に4列の街路樹を植えるにあたり、樹種選定では議論が紛糾した。役所内の会議では当時流行していたプラタナスが主流を占めていたが、イチョウを推す少数派もあった。イチョウについては「姿に風格があり、夏の木陰、秋の落葉など季節感の乏しい都会にはこんな季節感がある樹木が必要だ。イチョウは東洋の特産だから、外国人に珍しがられ、国際都市大阪を目指す大阪にふさわしい」と力説され、最終的には、大阪駅前から大江橋まではプラタナス、大江橋から南はイチョウという折衷案が出され、これに落ち着いた。イチョウの植栽は昭和8年に始め、昭和12年の完了までに928本が植えられ、現在では、大江橋北側のプラタナスはすべてイチョウに植え替えられている。この御堂筋は大阪を代表する美しい幹線街路であり、イチョウ並木は、「近代大阪を象徴する歴史的景観」として平成12年度大阪市指定文化財に指定されている。

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