2016年1月30日土曜日

とくしま第九演奏会

「世界に広がれ!とくしま”歓喜の歌”プロジェクト」が徳島市「アスティとくしま」にて徳島県の主催で行われ参加した。
これは2018年に第九アジア初演100周年、2020年のベートーベン生誕250年に向けて機運を盛り上げようと県などが主催。 指揮は秋山和慶氏、ソプラノ:腰越満美・メゾソプラノ:山下牧子・テノール:小原啓楼・バリトン:甲斐栄次郎の各氏、管弦楽はとくしま国民文化祭記念管絃楽団、合唱は徳島を含む21都府県から公募で集まった約1800人のとくしま”歓喜の歌”合唱団、来場者は約1400人で満席であった。
「第九」は、第1次世界大戦下の1918年6月1日、鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)収容所で、ドイツ兵の捕虜が、交流のあった地元の人らに全曲演奏したのがアジア初演とされている。毎年6月の第1日曜日に鳴門が演奏会を開いているが、1800人もの合唱団は県内で過去最大の規模、国内では3番目の規模である。(「一万人の第九」「国技館5000人の第九」に次ぐ規模)
飯泉県知事の挨拶では、初演100周年となる2018年に向けて、まず今年は第1回目(ホップ)、来年はステップ、再来年はジャンプで開催し、更にはベートヴェン生誕250周年と東京オリンピックの開催が重なる2020年に向けて、一層の機運醸成を図るためにも大規模な「第九」演奏会を継続して実施していきたいとの話があった。

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