2014年3月21日金曜日

佐川美術館の特別展へ

佐川美術館の特別展、東海道名所膝栗毛画帖『弥次喜多珍道中展』が開催されているので、田舎に行く途中鑑賞に立ち寄った。
この美術館は平成10年、佐川急便創立40周年を記念して開館。収蔵作品は、日本画家・平山郁夫と彫刻家・佐藤忠良の作品と十五代樂吉左衞門の陶芸(樂茶碗)作品が常設展示されている。 美術館の敷地は大部分が水庭(人工池)になっており、水の上に浮かぶように見える2棟の切妻屋根の展示館(竹中工務店設計・施工)は、そのデザインが高く評価されている。夏季の夜間はライトアップされる。
今回、東海道名所膝栗毛画帖『弥次喜多珍道中展』は、大正時代に制作されたと思われる画帖仕立ての木版画で、江戸時代のベストセラー、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をもとに、登場人物である弥次郎兵衛(弥次さん)と喜多八(喜多さん)がお伊勢参りをする珍道中を絵画化した作品。江戸・日本橋から大阪・天王寺、伊勢参りの59場面が展示され、その当時の様子や道中での出来事が大変面白かった。

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