2008年11月30日日曜日

東福寺、泉涌寺へ!

初めて、総本山東福寺御寺泉涌寺へ参拝を兼ねて紅葉の写真を撮りに出かけた。東福寺は京都を代表する紅葉の名所で、休日であり観光客が多く通天橋・普門院庭園へ入るのに長蛇の列が出来て約40分かかった。 紅葉の写真を撮るには少し遅かったが、それなりに写真を撮ることが出来た。通天橋からの紅葉の眺めは最高であったが、人が多くて思うような写真が撮れなかった。ここ東福寺は摂政九条道家が、奈良における最大の寺院である東大寺、また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で、「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営したのが東福寺である。嘉禎2年(1236)より建長7年(1255)まで実に19年を費やして完成した。 創建750年の歴史が脈々と引き継がれているお寺だ。
その後、徒歩約20分で東山三十六峯の一嶺、月輪山の麓にたたずむ泉涌寺へ。ここは紅葉の名所ではないので人も多くなく、適当な紅葉が見られ、それなりの写真を撮ることが出来た。ここは皇室の菩提所でもある。嘉禄2年(1226)に主要伽藍が完成し、その当時寺地の一角から清水が涌き出たことにより泉涌寺と改められた。この泉は今も枯れることなく涌き続けているそうである。東福寺と少し歴史が古いが、同じように歴史が引き継がれている。 改めて歴史のある京都を強く感じた。写真は東福寺の臥雲橋より通天橋を望む紅葉。

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