
今回の株主総会での1つの大きな議案は、10月より社名を「パナソニック株式会社」にすることであったが、意見や質問もなく賛成多数で変更が承認された。
「松下」「ナショナル」「パナソニック」と3つに分かれていたブランド名も「パナソニック」に統一すること。松下電工がパナソニック電工になるなど約120社の子会社や関連会社も社名が変更される。ただし、中国の関連企業は英文での登録が認められていないため、当面、松下の名前を残すとのこと。
社長は社名変更に当たって「グループ社員のすべての成果をパナソニックの名前の下に結集し、さらに強いブランド力をグローバルに築いていく決意だ」と述べられた。 「松下」の名前が消えるのはさびしいことではあるが、この社名・ブランド名で世界的に企業価値もあがり、世界の優良企業へより一層発展していくスタートであれば大変良いことだ。 OBとして、陰ながら応援したいと思う。