市制35周年記念として「ふるさと枚方」らしい風景を将来に伝承していくことを目的に、「市民から選んだ枚方八景」が制定された。その1つが、この『牧野公園の桜』で、例年より早く開花を迎えた。現在8分咲きで、満開にはあと2~3日かかるだろう。 古くから交野ヶ原の鎮守であり、大阪城の鬼門鎮護の社として再興された片埜神社の神域の一角を借り受け、市が牧野公園として桜を植えたのは戦後であるが、数十年を経て見事な桜に成長し市民に親しまれている。 いつもこの時期になると平日は夕方から、土・日曜日は昼前からあっちやこっちで宴会が始まり、焼肉の匂いや歌声が聞こえて、大変賑やかな公園に変わる。

