2018年12月19日水曜日

松下創業の地を訪ねて

パナソニック(旧松下電器)創業100周年を迎え、その創業の地を訪れてみた。ここは阪神電車「野田駅」から野田阪神本通商店街を通り徒歩約6分の所にある。
西野田工科高校の東側の大開公園入口に、 表面に「松下幸之助創業の地」(第二次本店・工場)と刻まれ、 裏面には「道」という 松下幸之助氏の詩を記した緑色自然石の碑が建っていた(平成15年(2003)3月に建立)。 創業の地碑の横には 『記念碑「松下幸之助 創業の地」由来』という副碑と 『「松下幸之助創業の地」周辺地図』という説明板があった。
「創業の地周辺地図」には (1)「松下電気器具製作所」の創業時の建物、(2)第一次本店・工場の建物、 (3)第二次本店・工場、(4)第二工場(ランプ組立工場)の写真と、その場所を示す地図が示されていた。この所も見て回ったが、現在はその面影もなく、跡地の建物等(工場のブロック塀、工科高校のフェンス、銭湯の壁)に説明プレートが掲げられていた。
この地で23歳の若さで配線器具の製造・販売を始め、 昭和8年(1933)に門真市に 移転するまでの15年余をこの地で過ごしたという発祥の地である。
<追記:朝日新聞(12/20付け)>
100年前の1918年は第一次世界大戦の真っただ中、日本は海外への軍需品の輸出が増大した。重化学工業が発展し、鉄鋼や造船などが成長、大衆消費社会の到来で、自動車や電灯、ラジオが普及し始めたころだった。その中で創業したのがパナソニック、象印マホービン、帝人などの有名企業や全国では1378社が創業100周年を迎えた。

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