2018年10月6日土曜日

京都「白河院」

Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

来年3月27日~28日に京都「白河院」で高校のクラス会の予約をしたとの連絡が幹事からあり、京都に行ったついでに下見に行ってきた。
「白河院」はもと藤原良房の別荘で、北家藤原氏によって代々受け継がれてきたが、藤原師実の時、白河天皇に献上され、承保2年(1075)天皇によってこの地に法勝寺が建立された。法勝寺は、尊勝寺、最勝寺、円勝寺、成勝寺、延勝寺とともに六勝寺と総称された寺で、東は岡崎道より三百メートル東、西は岡崎道は南は現在の動物園の南、北は冷泉通より五十メートル南に囲まれた広大な寺域を有し、境内には、金堂、講堂、阿弥陀堂などの諸堂が立ち並んでいた。中でも、池の中島の八角九重塔は壮大な高塔であったといわれている。しかし、文治元年(1185)の大地震により九重塔以外の諸堂の大半が倒壊し更に康永元年(1342)の火炎により残る堂舎も消失した。その後覚威和尚によって一部再建されたが衰退の一途を辿り、やがて廃寺となり、その後、大正、昭和を経て今日に至った。当庭は、琵琶湖疎水から水を引き入れ、東山を借景とした池泉回遊式で、一隅に滝を配した本格的な庭園です。この作者小川治兵衛は、通称「植治」と言い、代々植木を家業とした家柄で七代目。主な作品としては、山県有朋の別邸「無鄰奄」、平安神宮の「神苑」、西園寺公望の「清風荘」、円山公園、等々有名箇所が多数ある。数寄屋造りの別館と京都市指定名勝の日本庭園を有し、 京都らしい風情を楽しむことができる。その庭先から360度カメラ(RICOH THETA)で撮影した。台風21号の影響で本館の屋根に大きな被害が出ていた。

0 件のコメント: