2018年6月2日土曜日

「常照皇寺」拝観


先輩OBのMさんと新緑を求めてバス「美山ネイチャー号」で、国の天然記念物「九重桜」で有名な京都右京区の「常照皇寺」と美山町の「かやぶきの里」を訪れた。このバス「美山ネイチャー号」は、4月7日~7月1日の土曜祝日のみ運行で京阪樟葉駅前と高速長岡京から予約して乗車できる。この日(6/2)は、団体客がありほぼ満席だった。この「常照皇寺」は臨済宗天龍寺派の禅寺。北朝初代の光厳天皇が開き、南北朝の動乱という歴史の渦に巻き込まれ、ここに隠棲した。また天皇は周辺の自然を庭に見立て、寺の裏山を猿帰嶂、滝を白玉泉、山全体を万樹林と名付け、周囲の十勝を選ばれたという言い伝えがあり、今もこの景観はほとんど楽しむことができる。国重文指定の弥陀、観音、勢至の三佛など、佛堂には二十余体の像佛が安置されている。庭には、国の天然記念物「九重桜」、御所より枝分けした「左近の桜」など名木があり、4月中旬ごろが見頃。また、堂の奥庭の「紅葉」は別格の趣がある。
この「常照皇寺」は、十数年前に「九重桜」の写真を撮りに訪れたことがあったので2回目だったが、また機会を見つけて訪れたいところだ。

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