2018年1月30日火曜日

京・東山の「石塀小路」散策

清水寺「成就院」の後、東山の「石塀小路」を初めて散策した。
この「石塀小路」が出来たのは比較的最近のことで、大正時代の初期の頃。「石塀小路」の土地は、当初は圓徳院の所有地であったが、明治時代になって税金を納める必要が出てきたため、圓徳院庭園の一部を取り崩して、通り抜けの道を造ったことから始まる。
現在のような姿に完成したのは、昭和になって京都から市電が廃止されるようになって、市電に使われていた石畳をここに敷いたことからとのこと。「石塀小路」が出来た頃には現在のように旅館や飲み屋はなかったが、東山を舞台とした映画ロケが盛んにされた頃から、映画関係者を目当てとした旅館や飲食店などが建ち並び、現在のような姿になったとのこと。
地元では町並みを大切に保存されていて小路が綺麗だった。小路には「お静かに!」とか写真撮影禁止の看板も見られたが、私も含めて若い和服姿の女性2人、外人、通行人なども平気で写真を撮っている姿が見受けられた。ここは夜に来ると、また違った雰囲気を味合うことができるみたい。

清水寺成就院の庭園

第52回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開(1月6日~3月18日)が開催されていて、その一箇所の清水寺塔頭の一つである「成就院」を訪れた。
 ここの庭園は相阿弥が作庭し小堀遠州が補修したとも、また松永貞徳の作とも伝えられる江戸時代初期を代表する名庭で、国の「名勝」に指定されている素晴らしく趣のある庭園である。
庭園の面積は約1500㎡と、さほど広くないが、庭境の生垣を特に低くして、北正面の高台寺山を大きく借景し、更に山中に1基の石灯篭をたてて、巧みに遠近法を活用して庭と周辺の山景とをひとつに結びつけ、庭に無限の広大さを感じさせている。模範的な借景式庭園である。
庭中の地泉と石組みは見事で、中でも縁先の豊臣秀吉が寄進した伝える誰が袖手水鉢、中の島にある烏帽子石、蜻蛉灯篭、小島の籬島石、手鞠石などである。
サツキが多く植えられているので、初夏には見事に咲いていいだろうと思う。この時に特別拝観があるので、また来てみたい。

2018年1月25日木曜日

伏見稲荷大社の御茶屋

第52回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開(1月6日~3月18日)が開催されていて、その一箇所の「伏見稲荷大社の御茶屋」を訪れた。この御茶屋(重文)は、御所の古御殿の一部であったもので、寛永18年(1641年)に後水尾院より賜ったもの。書院造のなかにも数寄屋造の意匠がうかがえ、宮廷好みの雰囲気を醸し出す建物だった。稲荷山を借景とした緑豊かな回遊式庭園「松の下屋庭園」(名勝)は、夜に降った雪がうっすらと積り白くなっていた。もう少し積もっていると素晴らしい庭園風景が見られるのにと、少し残念だった。庭園内の「松の下屋」では、棟方志功筆の襖絵や七大星韻図の壁画のうち「日昇昂韻図(にっしょうこういんず)」「火華旺韻図(かかおういんず)」、そして「初午ポスター原画」が公開されていて鑑賞した。


2018年1月24日水曜日

「げんきー」Gの芸能ボランティア

今年、2回目の芸能ボランティア活動を枚方市西禁野の自治会館において「高陵福祉委員会」からの要請で、校区の老人新年会約30名を対象に芸能ボランティアをメンバー6名で行った。
出し物はいつもの歌体操(4曲)→舞踊(2曲)→皿まわしと南京玉すだれ→踊り「どじょうすくい」→踊り「おてもやん」(熊本のおてもやん民謡)で、約束の予定時間1時間を行い、今回も元気な人の集まりで、受けもよくて大変喜んでもらってよかった。
主な写真は上から「南京玉すだれ」、踊り「どじょうすくい」・「おてもやん」で、メンバーのきれいどころを今回は掲載した。

2018年1月18日木曜日

第4回「はんなり舞妓写真展」















17日から23日まで京都四条「ぎゃらりい西利」で開催されている第4回京都前田「はんなり舞妓写真展」へ出かけた。
「はんなり舞妓写真撮影会」での舞妓・芸妓さんの写真(出展者11名の写真)45点が展示されていた。出展者がどのように舞妓・芸妓さんを表現しようとしているのかなどを感じながら鑑賞した。いい写真も多くあった。また、出品者のHさんやFacebookのお友達で出品者のYさんとも撮り方など雑談できたのでよかった。
この「京都前田はんなり舞妓撮影会」は、次回は3月開催されるようであるが、先生・昼食付きで参加費が19,000円、ちょっと高そうだなぁ~と思うけど一度は行ってみたい。

2018年1月14日日曜日

「げんきー」Gの芸能ボランティア

今年、初めての芸能ボランティア活動を牧野小学校内にある「牧野アスティ」にて校区の老人新年会約70名を対象に芸能ボランティアをメンバー4名(1名欠席)で行った。
 参加人数が4名と少ないため、出し物はいつもの歌体操(4曲)→舞踊(2曲)→皿まわしと南京玉すだれ→踊り「どじょうすくい」→踊り「おてもやん」(熊本のおてもやん民謡)で、約束の予定時間は1時間だったが45分程度で終わった。時間がある場合、踊りの「炭坑節」「河内音頭」などをやるのだが今回、舞台が狭くて踊りができないこともあって中止した。
今回は元気な方の集まりであり、受けもよくて大変喜んでもらった。
デジカメを持参したが、ついSDカードを入れ忘れたため写真が撮れなかった。そのため上の2枚の写真は前回の写真を掲載した。

2018年1月12日金曜日

近江鉄道日野駅改修の第2弾

田舎へ帰省したついでに一昨年にふるさと納税を使って寄付をした近江鉄道日野駅の完成具合を見てきた。
日野駅は明治33年開業。レトロな木造駅舎は映画の撮影に使われたこともあり、住民や鉄道ファンから愛されてきた。ただ、老朽化が激しく、簡易な駅舎への建て替えも検討された。
 その状況に、町民や町などが一体となって「日野駅利用促進活性化懇話会」を立ち上げ。町は約五千万円を予算計上するとともに、ふるさと納税制度やクラウドファンディングを活用して費用を募り、計7300万円で改修。昨夏に工事が完了し、昨秋にはカフェスペースを備えた観光案内交流施設をオープンさせるなど、新たな日野駅としてスタートしていた。すごく綺麗な駅舎になっていた。
今、第2弾のプロジェクト(上り待合所改修)が昨年11月にスタート。改修を目指す上りホームの待合所は昭和40年に建築されたもの。木造の外壁や屋根の傷みが激しく、解体して復元する方針で、平成30年度中の完成を目指している。町は前回同様、ふるさと納税やクラウドファンディングで寄付金を募っているとのこと。また、寄付を考えようかと思う。下の写真が上りホームの待合所で今にも倒れそうで相当老朽化している。

2018年1月11日木曜日

本願寺大谷本廟に参拝

京都清水五条の本願寺大谷本廟(西大谷)に、義父と両親の納骨をしており初参りに訪れた。まず仏殿にお参り、その後6階建ての第一無量寿堂(むりょうじゅどう)の5階の「かー14号」にある「本誓寺」の納骨仏壇(両親の納骨)にお参りした。
この大谷本廟は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の祖廟で宗祖親鸞の遺骨を祀る。龍谷山(りゅうこくざん)と称し、俗に西大谷とよばれる。もともと鳥辺野の北、大谷の地にあった親鸞の墓所に建てられた廟所が本願寺で、1478年(文明10)本願寺が蓮如(れんにょ)によって山科に再興されるまでは、寺は長い間さびれてはいたけれども、いわば浄土真宗の本山であった。その故地は現在の知恩院の境内である。現在地には1603年(慶長8)に移し変えられ、旧名を継いで大谷の名を用いた。仏殿その他の建造物は1867年(慶応3)に火災によって焼失したので、1870年(明治3)以降に再建されたものである。現在、門信徒のための近代的な納骨堂(無量寿堂)がある。 (関連サイトから抜粋)

2018年1月8日月曜日

年賀ハガキの驚き

FBの友達Kさんに教えてもらったが、犬の富士山の年賀ハガキにマイクロ文字で「あけまして」、「おめでとうございます」と印刷されている。肉眼ではみえないので見落としてしまう。
すごい技術でどうしてこれだけのマクロ文字印刷が可能なのか。日本の印刷技術はすごいなぁ~と思う。

杉・五兵衛で誕生日会

妻の誕生日であり次女家族と(大人4名と孫娘2名)で、枚方「杉・五兵衛」にて昼食会(ランチ)を行った。
ここでのランチは取り皿の上に、農園料理(自家製の野菜、果物などの料理)と器に自家製のパンが出てくる。食べ終わると、後はバイキング形式で園内で収穫した野菜や果物などの料理を自由にとって食べるというもの。園内には魚や豚・牛などが飼われていないためだろうか?それらの料理はなかった。ただパンフレットのメニューをみると牛すき鍋やボタン鍋もあるようで注文すればOKのようだ。
ここは甲子園球場の2倍ほどある園内で様々な野菜・果物、山菜や花などを育てている。代官屋敷と酒蔵を移築した本館で収穫した作物の手造り農園料理が楽しめるので大変人気がある。
また、季節で変わる農園風景と畑の幸を五感で体感したり、作物の収穫体験や動物(ろば・うさぎなど)とのふれあいもできるので、子供連れの家族でも楽しめるようになっている。今日は生憎の雨降りで動物とのふれいあいができなかった。また、雨の影響かお客さんも少なかったようだ。

2018年1月7日日曜日

京都花街の始業式

京都の祇園や先斗町などの花街で7日、芸舞妓さんらが今年の精進を誓う「始業式」があった。正月用の稲穂のかんざしに黒紋付き姿の芸舞妓さんらが「おめでとうさんどす」と新年のあいさつを交わし、お世話になっているお茶屋に挨拶まわりが行われた。
朝日新聞朝刊によれば、「祇園甲部では祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)敷地内の八坂ホールで開かれた式に約110人の芸舞妓らが出席。『祇園の伝統を誇りとし、心の修養に努め、技芸の習得に励みましょう』などと誓いの言葉を唱えた。この後、京舞井上流の五世家元で人間国宝の井上八千代さんが恒例の地唄舞『倭文(やまとぶみ)』を披露した」とのこと。
今回、芸舞妓さんの年中行事の最初の始業式が終わって、式会場から出て一斉に各お茶屋への挨拶まわりが行われ、芸舞妓さんが見られるし写真も撮れるので、今回はじめて出かけてみた。
祇園甲部には12時半頃に着いたが祇園甲部歌舞練場の付近や各お茶屋の玄関前の正面には、多くのカメラマンが陣取り、端の方からか後ろからしか撮影できない状態だった。式が終わったのが13時頃、芸舞妓さんは、1名とか2~3名や4~5名のグループでの挨拶まわりが始まった。お茶屋「一力亭」には、さすがに数名連れ添っての舞妓さんなどの挨拶まわりが引っ切り無しに見られた。(下の写真は「一力亭」へ向かう舞妓さん)
花見小路通はいつも観光客で賑わい、車・バイク・自転車も通る通路であるが、この日はカメラマンや観光客でごった返していて、警備員も各所に多く配置されていたが聞く耳持たない状態が続いて混乱していた。
その後、花街の宮川町の始業式が東洋女子学園であり、終わるのが15時とのことで、ここもはじめて行ってみた。14時半頃に行くとやはりカメラマンがいい場所が陣取られていた。15時過ぎから芸舞妓さんの挨拶まわりも始まり、ここでもカメラマンや観光客も多くて撮るには撮ったが変なおっさんやおばはんなどが映り込んだりして思うようないい写真がほとんど撮れなかった。今回、大体のことが分かったので次は違った撮り方を考えようと思う。

2018年1月6日土曜日

がんこ高瀬川二条苑の和太鼓演奏

「がんこ高瀬川二条苑」で和太鼓の定期演奏があるので立ち寄ってきた。女子大生和太鼓サークル3名による和太鼓の定期演奏で、月に1日だけ昼13時~と夜18時~の2回演奏しているとのこと。寒い外での源流庭園演奏であったが庭園内に和太鼓の音が響き渡っていてよかった。 部屋の中で聴いている人は多かったが、園内で聴いている人は寒い影響もあって数名と少し寂しかった。

2018年1月2日火曜日

伏見稲荷大社の初詣

昨年に引き続き伏見稲荷大社へ参拝に出かけた。正月2日ということもあって、鳥居をくぐり本殿に参拝するまですごい参拝客で随分と時間がかかった。
その後、千本鳥居⇒奥社奉拝所⇒熊鷹社⇒三ツ辻⇒三徳社⇒《四ツ辻》までは、上りの石階段が続き、スポーツジムで毎日約1時間のウオーキングをして鍛えていることや多くの人でゆっくりだったので、しんどくもなく登れた。 《四ツ辻》を右回りの三ノ峰⇒間ノ峰⇒二ノ峰⇒頂上の一ノ峰標高233Mに到着。後は下り階段なので御膳谷奉拝所⇒《四ツ辻》に、そして本殿まで戻ることができた。約2時間かかったかなぁ~?
二年連続、外人の人気ナンバーワンになっているだけに中国(台湾)人をはじめ多くの外人が、来ていた。
身近な神社といえる「お稲荷さん」は、全国に3万社あるといわれ、全国各地で老若男女を問わず親しまれている。が、その総本宮が伏見稲荷大社。当社の御祭神である稲荷大神がこの稲荷山に御鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日のこと。その日から数えて平成23年(2011)に御鎮座1300年を迎えた。 

2018年1月1日月曜日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます🙍
皆様には新しい年を迎えられたことと、心よりお喜び申し上げます🙌  この1年が穏やかで充実した楽しい年になりますようにお祈りしますと共に、今年も引き続いて投稿していきますので、よろしくお願いいたします🙏 ※写真は昨年1月1日撮影のものです。