2017年10月24日火曜日

京都「泉涌寺」参拝

東山三十六峯の一嶺、月輪山の麓にたたずむ真言宗泉涌寺派の総本山総本山「御寺泉涌寺」に参拝した。
ここは弘法大師・空海が天長年間(824~834年)にこの地に法輪寺(ほうりんじ)と呼ばれる寺を建てたのが由来。その後、建保6(1218)年に月輪大師(がちりんたいし)がこの聖地の寄進を受け、大伽藍の造営にあたっていたころ、境内の一角から清水が湧き(涌き)出たことから、「泉涌寺」と名前を改められた。天皇家からも篤く信仰され、鎌倉時代の四条天皇から江戸時代の孝明天皇までの歴代の御陵が39陵あり、皇室との関係が深いことから泉涌寺は、『御寺(みてら)』とも呼ばれている。これは、日本で唯一の皇室の菩提寺に与えられた名前である。
ここ泉涌寺は2回目であるが、もう一度「仏殿」「舎利殿」「本坊」「御座所」(玉座の間等)「霊名殿」「庭園」などを拝観して回った。
庭園の本格的な紅葉は、まだ1カ月程早いが、上の方の葉っぱは色付きはじめていた。 あと1カ月後に訪れたいと思う。

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