2017年9月23日土曜日

島津製作所創業記念資料館

「高瀬川舟まつり」に島津製作所創業記念資料館を訪れた。通常は入場料が300円であるが、このおまつりで一般無料公開されていた。
ここの見学は2回目であるが、改めて島津製作所の創業時のこと、今日までの開発製品展示など広く学ぶことが出来た。
創業の地である高瀬川の北端の木屋町二条は、島津製作所の創業の地であるとともに、明治初め、京都府が欧米の最新技術を導入した実験所や工場など多くの産業諸施設を設立した近代科学発祥の地でもあった。現在は、京の落ち着いたたたずまいが感じられる場所であり、その中に建つ木造の2階建ての外観は、初代、二代目が居住し、店舗としていた当時の面影を今に伝えている。 京都は、日本の歴史や文化を代表する文化財があふれているが、こうした伝統だけではなく、最先端の独自の技術を持つ企業が集中している所でもある。当館はそれらを一般公開している数少ない企業ミュージアムであり、理化学の世界に楽しさや親しみを感じてもらえると同時に、明治期の京都の歴史、田中耕一氏のノーベル化学賞技術紹介コーナなど、幅広く学べる。

高瀬川舟まつり

第28回「高瀬川舟まつり」が高瀬川の水運の起点、木屋町二条の「一之舟入」付近で行われ、はじめて観に出かけた。
復元された高瀬舟に乗ることができ、記念写真も撮ってもらった。
舞妓さんによるお茶席(500円)では、前列に腰掛け、舞妓さんによるお茶の接待、写真も撮れてよかった。
それ以外には、「がんこ」高瀬川二条苑前で、小学生の合唱、歌、落語、剣舞などが、高瀬川では宝探しなど様々な催しが行われ多くの人で賑わっていた。
また、島津製作所創業記念資料館、がんこ 高瀬川二条苑の庭園の無料公開も行われていた。
この「一之舟入」は史跡に指定されている。

「阿弖流為・母禮」の慰霊祭

片埜神社の隣の牧野公園にある『伝 阿弖流為(アテルイ)母禮(モレ)之塚』の石碑前にて、第11回の「慰霊祭」が行われ、京都に行く途中参列した。
保存会の人、衆議院議員佐藤ゆかりさん、伏見市長など関係者が多数集い慰霊祭が行われた。
阿弖流為・母禮の首塚は石碑の後ろ側にある大木の根元にあり、11年前に関係者によって立派な石碑が完成した。
この阿弖流為(アテルイ)は、8世紀の終わりごろの蝦夷(東北)の領袖であった。征夷大将軍となった坂上田村麻呂が数万の朝廷軍を引き連れて侵攻した際には、これを撃退した英雄として知られている。 802年に降伏し、坂上田村麻呂が蝦夷の首長アテルイと副将モレと多数の同族を引き連れて、そのことを朝廷に報告した。坂上田村麻呂はアテルイの助命を嘆願したが、聞き入れられず河内国で処刑された。『日本紀略』によると河内国植山で処刑されたとあり、この植山は現在の枚方市宇山(牧野公園の近く)と推定されている。

2017年9月19日火曜日

「がんこ」高瀬川二条苑

「がんこ」の枚方・京橋・天満橋・淀屋橋・くずは店などには、「美味しくて案外安い」ということもあり、食事に行くことがよくある。今回、初めて京都の「がんこ」高瀬川二条苑を訪れて、ランチした後日本庭園の高瀬川源流庭苑をみて回った。
ランチは「やわらぎ」(税込2000円)を食べたが美味しかった。その後、高瀬川源流庭苑を散策しながら写真も撮り、ひと時を楽しんだ。この庭園は最終的に小川治兵衛が手を入れただけあって高瀬川の源流が流れる素晴らしく落ち着いた庭園でよかった。
今回、ここでは毎月舞妓さんに出会える日(月3回)、舞妓さんお座敷遊び体験(月1回)、楽器の演奏会、絵手紙体験などいろいろなイベントが行われており、特に「舞妓さんお座敷遊び体験」にも参加し舞妓さんの写真も撮りたいので「フリーミアム二条会」に入会(無料)した。
この高瀬川二条苑は、1611年(慶長16年)、高瀬川開削者である豪商角倉了以がその源流に建設した別邸跡にある。そしてそこにある庭園が高瀬川源流庭苑とも呼ばれている。庭園の一角には、江戸時代初期に小堀遠州により作られた茶庭が現存する。ここは明治時代になって、元勲山県有朋が当地に第二無鄰菴と称される別邸を建設した。このときに庭園は、無鄰菴を作庭した小川治兵衛により改修され、現在に至っている。山県以降は、日本銀行総裁川田小一郎らが当地に別邸を構えていた。そして、現在は日本料理レストラン「がんこ高瀬川二条苑」となっている。

「オードリーヘプバーン」写真展

京都大丸6Fにて「オードリー・ヘプバーン」写真展 ~今よみがえる、永遠の妖精 ファッション編~が開かれているので観て来た。
この展示は写真家マーク・ショーの作品を中心に、ファッションをテーマにした写真120点が公開されていた。
日本でも未だ高い人気を誇るオードリー・ヘプバーン(1929~1993年)でもあり、多くのファン?などが訪れていた。 若き日の姿、お洒落で可憐なスタイルの数々を見ることができた。映画「ローマの休日」以降の「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」「尼僧物語」「マイ・フェア・レディ」などの撮影中とかに捉まえた写真も多かった。
また、オードリー・ヘプバーンは世界一美しい目と賞賛されているだけあって、綺麗な目(瞳)の写真も多くあり魅了した。
オードリーは少女の頃から決して美しいとは思ったことがなく、痩せて胸もなく、背が高すぎて歯並びも悪いというコンプレックスを抱いていたとのことも紹介されていた。
映画編(120点展示)は、大阪大丸心斎橋店で9月20日から10月2日行われるとのこと、機会があれば観に行きたい。

2017年9月13日水曜日

2017「大阪クラッシク」

2017「大阪クラッシク」(10~16日)が開催されているので、久しぶりに聴きに出かけた。
大阪市中央公会堂(中集会室)では、ヘルデル/トリオソナタ変ホ長調作品2-3 HWV382とゼレンカ/2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のための第1番へ長調ZWV181-1。次に新ダイビルのロビーでは、モーツァルト/フルート四重奏イ長調K.298とモーツァルト/フルート四重奏ニ長調K.285を聴いて楽しんだ。中央公会堂は有料で、新ダイビルは無料だった。いずれも多くの人が聴きに来ていてクラッシク音楽を楽しむ人が結構多いのだなぁ~と感じた。
この「大阪クラッシク」は2006年から毎年開催している初秋の大阪を彩るクラシック音楽の祭典で、大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者・大植英次のプロデュースにより、大阪のメインストリートである御堂筋と、水の都大阪を象徴する中之島界隈を中心に、オフィスビルやカフェ、ホテルのロビーなどを主な会場として1週間にわたり開催している。 昨年までの11年間で879公演、48万人を超える人が来場、大半が無料公演で行っているため、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない人でも気軽に楽しめる。今年も、中央公会堂でのオープニング公演からフェスティバルホールでのフィナーレ公演まで全81公演、様々なプログラムが用意されている。(「大阪クラッシク」サイトから抜粋)

2017年9月9日土曜日

金閣寺(鹿苑寺)

「しょうざんリゾート京都」の帰りに、約30年ぶりに臨済宗相国寺派「金閣寺(鹿苑寺)」に立ち寄って拝観した。
相変わらず人気があり、多くの外人が訪れていた。(ざぁ~と見て7~8割は外人か?)
ここは、足利義満が1397年、金閣寺を建設。それ以降修繕を繰り返し、維持していたが、1950年心無い放火によって全焼、その5年後の1955年に新しい金閣寺が建ち今日に至っている。

「しょうざんリゾート京都」庭園

初めて「しょうざんリゾート京都」を訪れ、そこの日本庭園を拝観した。ここへは京阪三条駅から市バスに乗車し、千本北大路または金閣寺前のバス停下車して徒歩10~15分にある。
ここの「しょうざんリゾート京都」は左大文字山の麓、金閣寺に隣接する景勝の地にあり、前方には鷹ケ峯、そして広大な敷地三万五千坪の中央には、「紙屋川」が流れている緑豊かなところである。
この洛北に日本の「庭園美」そして「建築美」を集めた「しょうざん」の建設は、昭和26年にさかのぼるという。 西陣に生まれ戦後いちはやくウールお召しを開発して世に広めた創設者、故・松山政雄が思い描いた「花と緑の観光工場」である。 京の山々を借景に、さらに手をほどこした庭園。またそこに戦後消失の運命にあった美しい日本の建造物を移築し、広く万人におとずれてもらい公開を始めたのが「しょうざん」の始まりという。
四季折々に表情を変える庭園には、点在する日本の粋を集めた茶屋や屋敷があった。ここの見頃は梅の開花、春の新緑、紅葉がよいと思う。この時期にまた訪れたいものだ~と。
ここ「しょうざんリゾート京都」には、庭園の他に結婚式場、宴会場、会員制のホテル、ボウリング場、プール、工芸館、京料理・和食の店やカフェテラスなどが点在しているところである。
昼食は、このリゾート内にある鳥料理と和食の「わかどり」でお刺身定食を食べた。

2017年9月5日火曜日

「長命寺」参拝

田舎(日野町)からの帰りに近江八幡市の「長命寺」に立ち寄り、数年ぶりに参拝した。
ここは市の北西端、長命寺山(333m)の標高約250mの山腹にある寺院。西国三十三カ所第31番札所で、「八千年や柳に長き命寺、運ぶ歩みのかざしなるらん」という詠歌のとおり、「寿命長遠」の御利益があるとされている。
3世紀後半から4世紀初頭の景行天皇の時代、武内宿禰(すくね)がこの山で長寿を祈ったといい、開基は聖徳太子と伝えられいる。
 平安時代前期に寺院の基盤ができたと考えられており、その後、近江守護佐々木定綱(さだつな)が戦死した父の菩提を弔うために、平安時代後期に本堂をはじめ、釈迦堂・薬師堂・太子堂・護摩堂(ごまどう)・宝塔・鐘楼・仁王門などを建立。現在の社殿は戦国時代中期に兵火で焼失したあとに再建されたもの。
 千手観音を本尊とし、聖観音・十一面観音・毘沙門天など多くの国指定の重要文化財が安置されており、その他、建造物のすべてが県あるいは市の指定文化財になっているという由緒ある寺院。四季を通じて多くの参詣者が全国から訪れ、湖辺近くの山腹風景も美しい。

2017年9月2日土曜日

「げんき~」G芸能ボランティア

今回、初めて「パナソニックエイジフリひらかたディセンター」にてディーサービス者35名と職員4名を対象にG芸能ボランティアを行った。「げんき~」のメンバー6名で行った。
出し物は、相変わらずの歌体操(4曲)→舞踊(2曲)→踊り「どじょうすくい」3名→皿まわしと南京玉すだれ→踊り「おてもやん」(おてもやん民謡)であったが、時間が少しあり「炭坑節」の踊りを対象者(職員含む)も一緒に踊った。
これで予定の約1時間であったが、最後に対象者からアンコールがあり、「河内音頭」を同じように一緒に踊って演芸ボランティアが終わったヽ(・∀・)ノ 
長いこと芸能ボランティアをしているがアンコールされたのは初めてだった。
今回、案外お元気そうな方たちのボランティアで、和やかな雰囲気で、それなりに楽しいひと時を過ごしてもらったのではないか~と思う(´▽`)