2017年6月21日水曜日

映画「花戦さ」

家内が知人から特別鑑賞券「花戦さ」をもらったので観に行って楽しんだ。
あらすじは、戦乱の世の京都に、自由で個性的な花を生ける初代・池坊専好(狂言師・野村萬斎)という僧がおり、仲間の花僧とともに花を生けることで世の平和を願っていた。 天下が織田信長から豊臣秀吉の手に移ると、秀吉は傲慢になり、その圧政に民は苦しめられ、専好が親しくしていた秀吉の茶頭・千利休も理不尽な理由で自害に追い込んでしまうことに…。 そこで立ち上がったのが池坊専好で、友の仇を討つべく、己が得意とする花を手に取り、時の権力者である秀吉との“花戦さ”に臨む。 天下統一を遂げた秀吉の城の大広間に、専好の作品をおきたいとの依頼が届いた。専好にとって秀吉と真っ向勝負ができる良い機会となる作品を、彼の全てをかけ制作する。そして専好は、なんとも立派な生け花作品「大砂物」を発表する。己の貫く美を秀吉に見せつけ感動させることが専好の秀吉への復讐なのだった。そして見事に復讐を終えた専好は、改めて親友である利休と自分自身に、自信の美学を持ち貫くことを誓うのだった。
 

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