2016年4月30日土曜日

広岡浅子ゆかりの地

4月末でNHKの朝ドラ(連続小説ドラマ)「あさが来た」も終わったが、このあさの主人公(広岡浅子)の主なゆかりの地を数回にわたって訪れてみた。
写真上は、肥後橋角にある大同生命大阪本社ビルで、ここに両替屋・加島屋の本家があった。ヴォーリズ設計による旧肥後橋本社ビルが建っていたが1993年からは一部の建築物を残した現在のビルになっている。そのビルの前に石碑が設置(左上)されている。
写真中は、左上:梅花女学校発祥の地で、ここで主任教師(アメリカ留学後校長に就任)成瀬仁蔵が教えていた。浅子と共に1901年日本女子大学校(現在日本女子大学)を創設する。右上:豪商・淀屋常安の手により、中之島は1619年に開発され、その豪商・淀屋の跡地がある。左下:日本基督教団大阪教会で1911年浅子が洗礼を受けた教会。1922年にヴォーリズ設計によるもの。右下:中津藩蔵屋敷で生まれた福沢諭吉生誕の地。
写真下の左上:蛸の松で諸国の蔵屋敷が立ち並び、その蔵屋敷前に自慢の黒松が植えられていた。特に広島藩主福島正則が植えたとされる黒松は、枝ぶりが蛸の泳ぐ姿に似ていることから人々に愛されたという。右上・右下:大阪商工会議所の初代会頭五代友厚の銅像、北浜の旧大阪証券取引所前の立像。この五代の人物と業績を知る人は、今日大阪でもごく少ない。五代こそは大阪の育ての親であり、忘れがたい大阪の恩人である。五代友厚は、1836年2月(天保6年12月)鹿児島に生まれ、東の渋沢栄一と並び称される五代であるが49才の若さで亡くなったことは、大阪にとってまことに不幸であった。遺言で大阪の土となり墓は阿倍野斉場にある。
左下:浅子の異母姉・春が嫁いだ両替商・天王寺屋の跡地。天王寺屋五兵衛と向かいに平野屋五兵衛の両替商が構えていたことで「天五・平五(あわせて)十兵横町」と呼ばえていた。今回、はじめて大阪の中之島、北浜界隈などをみて歩き、ちょっとした歴史を学ぶことができた。

2016年4月29日金曜日

京都「鳥羽の藤」

京都南区にある鳥羽水環境保全センター(京都上下水処理施設)で、昨日(28日)から2日まで一般公開されている「鳥羽の藤」を訪ねてみた。(今回で2回目) 
ここには2種(ヤマフジ、ノブフジ(ナガフジ・シロバナフジ)の3品種)37本の藤が植えられ市民から「藤の花の名所」として親しまれている。 特に全長120メートルに及ぶ美しい藤棚は見事である。 本日は祝日の影響もあって多くの市民で賑わっていた。
今回のスライドショーは、「Adobe Photoshop Elements 8」で作成してみた。

2016年4月26日火曜日

京都長岡京市「乙訓寺」の牡丹

長岡天満宮(京都長岡京市)の近くにある牡丹で有名な「乙訓寺(おとくにでら)」へ数年ぶりに訪ねてみた。
「乙訓寺」のホームページによると、ここの牡丹の始まりは昭和15年頃とのこと。牡丹が咲き誇る以前の乙訓寺は表門から本堂まで続く松の並木が美しいことで有名であった。それらが昭和9年の室戸台風でほとんどが倒木し応仁の乱も生き延びたと伝わるモチノキ、弘法大師お手植えの菩提樹も多大な損害を受けることになった。そこで「乙訓寺」第19世海延の伯父にあたる長谷寺の第68世能化(住職)海雲全教和上が被害著しい境内をみて、本尊への供花、荘厳花として、また同時に参拝者にしばしの安らぎをと念じられ、多年ご愛育の牡丹のうち2株を寄進されたのが当寺の牡丹のはじまりである。その後、乙訓寺歴代住職らの尽力により株数も年を追って増加し、今では約2000株の花が美しく境内を彩っている。(以上、「乙訓寺」のサイトより抜粋)
写真撮影で2~3回は訪れているが、初めてみた牡丹の綺麗な印象が今でも強く残っている。 今回、見頃かと思って行ってみたが、写真撮影には1週間程?遅かったようで、少しガッカリ! それでもよく咲いて綺麗な牡丹もあって写真を撮りながら楽しめた。(*^_^*)

2016年4月20日水曜日

日本風景写真協会選抜展


富士フイルムフォトサロンにて日本風景写真協会(所在地:京都下京区)の第6回選抜展「四季のいろ」があり、今回この会員であるN講師(以前よみうり写真教室で習った講師)のメール案内があり出かけて鑑賞した。
この日本風景写真協会は「プロもアマも風景写真を楽しもう」を合言葉に2002年に誕生。北海道から沖縄まで、約1500名の会員が所属、45支部が各地で活発に撮影会や研究会、作品展を行っているとのこと。この協会には写真をやる人の中では、よく知られている写真家の白籏 史朗・竹内 敏信・丹地 敏明氏、写真教室の講師など多くの人たちが会員のようだ。
この選抜展には全国の会員の作品から選抜した103点が展示されていて、さすがによい写真(作品)が多くて、大変勉強にもなった。その中の一点が下の写真で、タイトルが「神聖な朝」、北広島町で撮られたもの。ピンク色の蓮、そこにクモの巣に朝露がつき、遠くに霞みかかった風景はなんとも言えないすばらしい作品。このような写真はなかなか撮ろうとしても撮れないものだ。

2016年4月17日日曜日

宇治市植物公園

17日(日)、宇治市植物公園にて「八重桜無料公開」があり行ってきた。 ここは平成8年10月、宇治市の南西部、山城総合運動公園(太陽が丘)と府民ふれあいの森に隣接する丘陵地にオープンした。 総面積は10ha。起伏に富んだ敷地には、壁泉・カナール(水路)を軸線とし、正面には日本一を誇る立体花壇「花と水のタペストリー」、北東部右側には紅葉や 木の実が楽しめる秋のゾーン、 南西部左側には花木や季節の花々が楽しめる春のゾーン、巨椋池系花蓮を収集展示している夏のゾーンがあり四季折々に楽しめる。また、緑の休息所(温室)は 年間を通じて熱帯・亜熱帯植物の花が咲き誇り、回遊式に観賞できる。
今回の八重桜は、約20品種150本の八重桜(関山など)が、ちょうど満開で綺麗だった。今年最後の桜をみて写真を撮って楽しんだ。 また、チュウリップや草花も綺麗に咲いていて春本番を感じさせられた。
今回のスライドショーは、「Corel Videostudio ProX7」で作成した。(ファイルはmp4)

2016年4月13日水曜日

勝谷誠彦氏の講演会

 公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の主催の講演会があり聞きに行った。
講師はコラムニストの勝谷誠彦(かつやまさひこ)氏で、テーマは「世界動乱の中での地域経済」。会場は大阪商工会議所の7Fのホールだった。
講師の勝谷誠彦氏は、文藝春秋社入社し記者として活動され、1996年退社後は、コラムニストや写真家として活躍し、食や旅のエッセイで広く知られている。 現在の活動は、「ダイアモンドZAi」のコラムなど雑誌に多数連載をもち、TV番組「あさパラ!」、「カツヤマサヒコSHOW」(サンテレビ)、「ニュース女子」(MXテレビ)などに出演中である。また、365日無休で毎朝400字詰め原稿用紙で12枚以上を送る有料配信メール『勝谷誠彦の××な日々』は多くの熱狂的読者を持っているとのこと。
今回の講演は全体的にみて雑駁なものであったが、その主な事項は、①中国や韓国の富裕層は自国が安全でないし、将来もわからないので、アメリカなどに資産を移して子弟を留学させている。日本は安全な国であり、そのようなことはない。②大学で能力のある人には、奨学金を出して人を育てることが重要である。③テレビ時代からライブが見直されて、ライブの時代になってきている。④軍事を知って経済を語らないといけない。そのためには、現場に行くことが重要である。⑤世界の垣根がなくなり、何かあるとすぐ影響がでてくる。特に中国の動向は無視できなし、常に見ておくことが重要である。中国は民主主義を経験していないので、中国の歴史をよく読んでも意味がない。⑥日本には情報部門の部署がない。例えば北朝鮮の拉致被害者の現状はどうかの把握すらもできていない。戦前のような情報をつかむ専門部署が必要である。⑦世界を動かすのは、オバマ大統領、習近平主席、プーチン大統領の三人であるが、その中で安倍首相とドイツのメルケル首相の二人の役割は大になっている。⑧領土が狭く地震・津波などで大きな被害がでる原発は反対であると言うと、やめると原発の技術力が低下して蓄積ができなくなると反論される。それなら原子力潜水艦を5~6船作ればよい。 などなどのことを独特の口調で面白く分かりやすい話で、あぁ~という間に1時間半の講演が終わった。

2016年4月9日土曜日

「畑の枝垂れさくら」

滋賀県甲賀市信楽の畑に有名な樹齢約400年の「畑の枝垂れさくら(都しだれ)」があり、田舎に行く途中に立ち寄ってみた。一昨年に訪れて2回目。甲賀市信楽の国道307号線から山間の道を約20分走り小さな畑の集落に着くと、道路からもすぐに見上げられる位置に、この「枝垂れさくら」1本がある。この枝垂れ桜は根元からすぐに二本に分かれているため、枝に広がりがあり、見事な枝垂れさくら。ほぼ満開で見ごろを迎えて、なかなか見事なものだった。この写真が4月8日の朝日新聞夕刊に掲載された。
この桜は都(京都)原産といわれ、文献によれば平安後期平家滅亡の折身寄りの人たちが都落ちの際、都をしのぶために桜を持ち帰り植えたといわれ、「都しだれ」とも言われているそうだ。 甲賀市指定天然記念物でもある。

2016年4月8日金曜日

造幣局の桜の通り抜け

今年も大阪の春の風物詩である「造幣局の桜の通り抜け」が本日8日からスタートしたので出掛けて、午前11時半頃から見物した。(14日まで開催)
毎年訪れているが、いつも350本ある桜がほぼ満開で綺麗だなぁ~と感動するが、今年は違っていて、ほとんどの桜はつぼみだったり、5~6部咲きだったりと、全体的には少し早く残念な状態であった。もうあと5~1週間後が満開で見頃になるのではないかと思われた。 その中でほぼ満開の桜も多数あり、写真を撮りながら楽しむことができた。 (´▽`)
今年で133年目の通り抜けとのこと、13品種350本の桜があるなかで、通り抜けの桜に親しみを持ってもらうために数多い桜の品種のうちから一品種を「今年の花」として選び毎年紹介されているが、今年は「牡丹」だった。(写真)


2016年4月4日月曜日

姫路城の桜

朝から雨模様であったが、予報では姫路市内は午前中に雨も上がるとのことで、昨年に続けて出かけた。
ここはソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラなど約1800本の桜が咲き、姫路城の天守閣や白壁に映える景色は「日本の桜の名所100選」にもなっていてすばらしい! 
今年、さくらの大回廊の6ルートマップ(①千姫の回廊、②三の丸の回廊、③お城やしき回廊、④侍屋敷の回廊、⑤城下町の回廊、⑥観光ループバス)ができてたので、③のお城やしき回廊→②三の丸の回廊→①千姫の回廊を回って、ちょうど満開の桜をみて写真を撮りながら楽しんだ。
当日夕方のNHKのニュースによると昨年度、姫路城を訪れた人数は約287万人(内外人30万人)で熊本城(約226万人)を抜いて日本最多(日本一)となった。それは昨年3月27日に約5年半振りに大天守保存修理を経て「大天守」の一般公開が始まったからと報道されていた。
今回、雨がやんだが曇り空で少し寒かったが多くの桜見物客で賑わっていた。下の動画には著作権の関係でBGMを省略した。


2016年4月1日金曜日

芸舞妓さんの撮影会

京都祇園で芸舞妓さんの撮影会(2回目、午後3時~4時半)があり、朝から雨模様であったが雨天決行とのことで出かけた。雨も祇園に着いた頃にはやんで予定通り祇園白川南通り周辺で芸舞妓さん3名(祇園甲部:小衿さん・佳つ花さんと 祇園東:つね桃さん)での撮影会が行われた。
現地に2時過ぎに着いたが、その頃には多くのカメラマンに良い場所を占領されて端の方しかなく残念な位置だった。この撮影会には多くのカメラマンをはじめ観光客(外人)も含めて約100名?で大盛況だった。
霧雨もあり和傘をさしての撮影が多かったが、しだれ桜が満開で、ときどき花吹雪が舞う中での撮影であった。今回で過去を含めて3回目であったが、綺麗な芸舞妓さんの撮影ができてよかった。特に祇園東のつね桃さんは、カメラマンなどにも愛嬌もよく、綺麗で明るくてすばらしい芸妓さんだった。(´▽`)